アライズム

販売店舖でパートさんの私語を防ぐ方法

スーパーや直売所などの小売店舗では繁忙期や混雑する間帯、曜日祝日などの曜日でお客様の来店される状況や忙しさが変わってきます。

社員だけでは接客や品出しの対応が間に合わないため、どこの店舗もパートさんやアルバイトを採用し、接客やレジ打ち、品出しの作業を対応してもらいっていると思います。

年末やゴールデンウィーク、お盆、連休などは帰省や観光で人が動く時期です。こんな時期は本当に忙しくなり、直売所や道の駅などの施設では特に大忙しになると思われます。

 

自分自身も、以前の職場が道の駅に併設されている農産物直売所でしたので、土日祝日や、年末、ゴールデンウィーク、お盆は開店から閉店まで大忙しでした。

息つく暇もなく、接客、レジ打ち、品出し、生産者へ野菜の補充要請など一日中動き回っていました。

しかも従業員同士でしゃべる暇もなく。

 

でも逆に、平日はというと、比較的空く時間帯があり、接客もレジ打ちも品出し作業も比較的少ないです。

 

そうなると、社員の場合は売り上げの管理や発注、事務作業、給与計算などの作業があるので比較的平日にもやるべきことがあるのですが、アルバイトやパートさんは接客やレジ打ちがメインとなるため、平日でのお客様が空く時間になると話をし始め、止まらなくことが多々ありました。

少しの会話や仕事上の話であれば構わないのですが、30分もしゃべり続けるとさすがに注意もしなくてはならなくなります。

パートさんもアルバイトも仕事としてお店に来てもらっているので、息抜きとして話をすることは許容範囲としますが、長時間話をされるとお店としては困るわけです。

 

そこで、以前、視察先の比較的大きな直売所にそんな質問を聞いてみましたら、こんな答えが返ってきました。

私語をさせない方法は、仕事を作って常に動いてもらうこと

なるほど、確かに動いていれば話しはしなくなります。

 

例えば、

① 陳列商品をきれいに並べなおしたり、常に陳列商品に気を配り数が少なくなった商品の補充をしてもらったり、床や台の上をきれいに拭き掃除したりしてお客様を迎える体制を常につくる

② 直に商品を持っているお客様にカゴを配ったり、さらにはパートさんたちは接客を通じてお客様を一番近くで見ているので、どうすればお客様の満足度を高めることができるか気が付いたことを一日1回提案してもらうよう考えてもらう

③ 手の空いた時間は上記の①や②をするようにマニュアルを作成し自ら実行してもらう

④ パートさんやアルバイトにも一生懸命仕事に取り組んでくれたことを評価する評制度を取り入れ、ボーナスを出したり、また、その日の売り上げ目標を達成あるいは月々の売り上げ目標を達成した場合にはボーナスを出す

など店舗ごとにできることはあるかと思います。

 

一人がしゃべり始めると、それが蔓延し普通になり、仕事の効率が落ち、お店の雰囲気も悪くなります。お客様を迎えるという気持ちが薄れてしまい、最悪客離れもあるかもしれません。

 

かといって、頭ごなしに注意してやる気を損ねたり、怒られる恐怖から店内が重い雰囲気になってもいけません。

ですから、仕事をするように指示したりマニュアル作成して動いてもらうことで私語を防ぎ、お店の士気も保てるかもしれません

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