前日に、コペンでワインディングを走りたいという欲望と、スーパーカーイベントで参加した宮ケ瀬湖を久しぶりに見たいという欲求にかられ、ドライブに出発!
宮ケ瀬湖は神奈川県愛甲郡清川村にあるダム湖。
そのほとりの大きな駐車場でスーパーカーが集結するチャリティイベントがあったのです。
(過去の様子)
参加費が寄付されるという仕組みです。
そして、宮ケ瀬湖に向かう途中に釜山弁財天というパワースポットに立ち寄ることにしました。
今回は友人を助手席に乗せ、交通量がありながらも渋滞の無い日曜日の朝の環状八号線を東名高速に向けてクルージング。
環状八号線沿いは高級車販売店が多い。
ベンツやレクサスのディーラもあれば、フェラーリやランボルギーニを販売している中古車店もある。
しかも、並走する車はやっぱりベンツやBMWのような高級車が多く、軽自動車はあまり見ない。
そういう意味では、ちょっと気おくれすることもありますが、コペンを見くびっちゃいけない。
周囲を並走する車にも引けを取らないコペン。
屋根がオープンになるのだから・・・
さらに、軽自動車であっても、4気筒ターボのエンジンはトルクがあって加速が良く、環状八号線もすこぶる安心して走れる。
赤から青に信号が変わり、アクセルを踏めば、加給をする吸気音が気持ちよく響く。
シューっと吸気の音がエンジン音に混ざって、加速していく。
車内では車好きの友人と、車談議を楽しんでいると、ようやく東名高速東京インター入り口。
環状八号線を右折し、東名高速の本線を加速。
アクセルを踏み込むとハンドル越しに伝わってくる4気筒エンジンの振動が回転数上昇と共にリズムを刻む。
そして、その振動とエンジン音と共に加速していくコペン。
あっという間に法定速度の時速80キロ。
リッターカーにも負けない加速で、そのまま本線を巡行。
今日のコペンの感じはいい。
そして、時速80キロが気持ちいい。
久しぶりに訪れる宮ケ瀬湖にワクワクしているからかも。
もしかして、空気抵抗を考えても、時速80キロが走りやすい速度なのかな・・・
アクセルを一定に保ち、追い越していくポルシェやベンツGクラスのような高級車を眺めながらも、海老名サービスエリアでトイレ休憩。
相変わらず人気のサービスエリア。
人がたくさん。
トイレを済まし、再びコペンに乗り込み、厚木インターで降りる。
コペンは車体が小さくて高速道路を走るときは一層の注意を払います。
車線変更して入り込んでくる車のドアミラーに移っているのか・・・
そんな心配をしながら。
さて、ナビを頼りに603号線を七沢方面へとコペンを走らせる。
商業施設のある景色から段々と田舎になっていく。
山が近づき、空気も一層ひんやりとして、それでいて、澄んできている感じに変わってきた。
お昼に差し掛かったので、道中に食事をするお店があるのか不安もあって、久しぶりに夢庵での海老天のそば。
そばには天ぷらが良い相棒。
運転中に集中が切れないように、食べすぎにも注意。
海老天そばは、腹八分目で程よい量。
お昼も食べ、1ヶ所目の目的地の釜山弁財天へ向かい、出発。
これから走るワインディングに向けて、軽くハンドルを手慣らしをしながら、玉川沿いの道から、上りの続く64号線を七沢方面に走り、広沢寺温泉(東丹沢七沢温泉郷)へと左折をすれば景色は一遍。
正面は山。
行先は合っているのか不安になる。
人の気配はほぼ無い。
でも、目の前に山が迫っていて、空気が澄んでい気持ちがいいのは間違いない。
空気が美味い。
混じりっけなし!
道幅が狭いので、上り坂をゆっくりと進む。
それにしても、地元の軽トラは早い。
最初の目的地の釜山弁財天までは徒歩。広沢寺前駐車場にコペンを停め、片道1.4キロ。
上り坂と山道で、ちょっとしたハイキング。
トレッキングシューズとリュックで重装備をしたハイカーの方々を数人目にしました。
登山道もあるようなので、皆さんは本気の登山で訪れているようです。
道路脇を良く見ると、鹿などの獣が人里に入らないように電気を通電している柵が張り巡らせれています。
間違っても触っていはいけませんね。
釜山弁財天までは、その電気の金属柵の外になるので、その金属柵の扉を開け、外の世界に踏み入れました。
道路は舗装をされていましたが、クマ出没注意や、クマ除けの鈴を鳴らしてくださいなどの注意喚起がありましたので、緊張しっぱなし。
自然に身を置くことの厳しさを教えられ、また、自分の身は自分で守らなくてはならないことも教えられました。
道路の脇には沢が流れ、せせらぎの音。
緊張の中にも、リラックスでき、釜山弁財天に到着。
きれいな沢が脇を流れ、滝のように一枚岩を落ちていく。
岩の奥に社があり、ただならぬ雰囲気。自然の力と神様の力が交わるパワースポット間違いなし。
東丹沢の山と、沢の流れ、弁財天という自然の中で体を浄化し、自然と神様にパワーを頂きました。
参拝後はコペンの停まっている駐車場に向けて下っていく。
そして、宮ケ瀬湖に向かい出発。
宮ケ瀬湖はダムですから、コペンを走らせると、どんどん標高が高くなり、道路もワインディングに変貌。
ついに、走りたくてウズウズしていたワインディング。
コペンのハンドルは軽く回しやすい。
硬い足回りと軽快なハンドリングで連続カーブの続くワインディングを安定して走っている。
カーブの手前では、程よい速度まで減速し、軽くアクセルを踏みながらカーブに沿ってハンドルを進行方向に切り、カーブの出口手前でアクセルをさらに踏み込む。
上り坂のため、エンジンを4000回転以上に引っ張り、加速していく。
次のカーブ手前で減速し、ハンドルを切る。そしてアクセルを踏む。
体にかかる横G。
コペンは軽自動車ですから、ホイルベースも短く、カーブでのロールは否めませんが、それでも、スーッと曲がっていく感じが楽しい。
車高が低いのでその分の安定感もあるし、路面へのタイヤの接地感もある。
路面についているかまぼこを踏むとバタつくのが、ちょっと走りづらい。姿勢に注意を払う。
コペンは車幅も小さいので、道路の幅を目いっぱい使えば、アウトインアウトの走りもできる。
欲を言えば、もう少しパワーがあれば、よりメリハリのあるワインディングの走りができるような感じがする。
上り坂には、大人二人が結構な重さとなるので、加速とカーブへの足かせになっているのは間違いなさそう。
それでも、性能をすべて出し切って走ることができるので、ワインディングがやっぱり面白い。
十分ワインディングを楽しんでいると、宮ケ瀬湖が目前。
今度は、湖面を眺めながら、優雅にクルージング。
開放感のある宮ケ瀬ダム。
この日は雨が降りそうな予報もあってオープンにはしなかったですが、宮ケ瀬湖を見た瞬間に、気分も解放。
スーパーカーイベントのある駐車場脇のコインパークにコペンを停め、宮ケ瀬湖の中でも、行ってみたかった吊り橋を目指す。
湖畔からの湖面、山々の眺めは最高!
芝生では戯れている犬が鳴き、空ではトンビが鳴く。
湖面は緑がかって、遊覧船も。
山に囲まれた宮ケ瀬湖は美しい!
吊り橋は、300m以上もあって長い。
やっぱり揺れるけど、景色に感動。歩かないともったいない。
でも、下を向くと・・・高くて怖い。
解放感抜群で超気持ちいい。
上も下も右も左も空間。
コペンは車内が狭いけど、宮ケ瀬湖は解放感抜群。
天気が良ければオープンで走れましたが、それでも、宮ケ瀬湖に来ることができて、大満足なドライブでした。
家路につくため、コペンに乗り込んだタイミングと同時に雨が降ってきました。
宮ケ瀬湖は走りに来ている車が結構いますので、いろいろな車に遭遇します。
この日も、フェラーリがいました。
欲しい。