我が家の初代コペンは最近雨漏りが続くため自分でシーリング材を塗る対策で修理をしています。
ディーラーや板金屋さんに本格的な修理に出してもいいのですが、できれば自分の手で費用をかけずに修理をしたいという気持ちもあって、シーリング材の対策で行っているのです。
あと、本格的に修理となるとウェザートリップやゴム製パーツの交換で費用以外にも時間もかかるでしょうし、実際にどこから雨が侵入したかも知りたい気持ちもあるのです。
さて、先日、トランク周りの雨漏り修理を自分で行って雨漏りが止まった最中、またトランクに雨が侵入して濡れていたのです。
梅雨の時期や秋雨の時期の前には対策しておきたいところですね。
今回、雨水が溜まっていた場所は、トランクの中央付近。
(画像は乾いた後ですが、青丸の場所に雨が溜まって下にも侵入していました)
雨水がトランクの壁面部分を伝っている様子がなく、トランク中央付近に水たまりができていて、更に底にも溜まっていたのです。
ということは今回の雨漏り部分の特定は容易です。
トランクの背もたれ側のウェザートリップからの雨漏れと断定。
では、補修開始。
改めて、なるべく費用をかけずに補修する方法を取りたいので、その辺はご了解ください。
ちなみに、コペンは屋根が開閉することから、歪みやすいです。
本来は、開閉する内部の機構の調整をする方法をとった方が良いのでしょうが、素人ではできないので応急処置的な対処でシーリング材で対応しました。
まず、トランクを開けてウェザートリップの砂やほこりを拭き掃除。
画像の黄色と赤の丸で囲った部分です。
濡れたタオルなどでしっかりと拭きます。
シーリング材を塗るためにきれいに拭いておかないと、きちんと表面を覆ってくれず剝がれやすくなってしまうからです。
拭き終わった後は、少し乾かしてから、人差し指をペーパータオルで覆いシーリング材を適量乗せ一気に黄色い丸で囲ったウェザートリップの雨の侵入を防止する部分に沿って薄く撫でるように塗ります。
1回では塗れないので2度3度上塗り。
さらに、我がコペンは赤丸で囲ったウェザートリップが歪んでいたのでシーリング材を塗って雨が侵入しないように厚みを造りました。(塗り方が汚いことをご容赦ください・・・不器用なもので・・・)
塗り終わったら2時間ほど乾かします。
今回使用したシーリング材は、ホルツから販売されています。
1000円もしない価格ですから、応急処置にはちょうどいい価格。
雨の日に雨漏りがあるか確認しましたら、トランクに雨の侵入の形跡はありませんでした。
シーリング補修成功!
製造から15年以上経過するとウェザートリップも劣化しているはず。
ウェザートリップの表面をシーリング材が覆って補強してくれる効果も期待できます。
ちなみに、いずれはウェザートリップやゴム製パーツは交換をしなくてはならない時期が来ます。その時は、交換をしていきますし、開閉する機構の歪みがあれば調整しようと考えています。
コペンは雨漏りとの闘いが必須。
でも、オープンにもなって、コンパクトサイズで速くてキビキビ走ってくれてくれる車はなかなか無いですから、大事に乗っていく次第です!