本日、コペンをオープンにしようとスイッチを押したら、いつもと動きが違う・・・
そうなんです、運転席側の後ろにある三角窓が下がらずにオープンになったのです。
(屋根を締めた状態で撮影)
下がるかどうか優しく下に押してみましたが、硬くて動く様子がなく、また、無理に押すと壊れる可能性がありますのでこれ以上は押さずに原因を考えてみました。
まずは焦らずに気持ちを落ち着かせて、冷静に考えることが肝心ですね。
まず第一に、我が家のコペンは雨漏りをしていたので、浸水の影響が出ているのではないか?
早速、トランクを開けて内装を剥がして見てみましたが、オープンの機構に雨水が入った様子は見受けられない。
トランクのリヤバンパー付近に格納されている屋根を動かすコンピューター(ECU)とルーフモーターの辺りも念入りにチェック。
雨水の侵入で水没した形跡も痕跡もありません。
ほか、三角窓の動かしているレギュレーターという装置の故障も考えられる。
20年以上乗り続けているため、経年劣化の可能性は大きい。
しかしながら内部の装置は素人では見ることができない。
ということで、レギュレーターの確認は後回し。
後残るは、配線の異常や接触不良、電気系統のトラブル。
目視では配線は断線している様子もないため、カプラーの接触不良ではないかと、きちんと差さっているか確認し、ついでに優しく揺らしながら差し増しをしました。
(もちろん抜けてはいません。いわゆる何かの拍子で接触が上手くいってないかもしれないと思って)
さて、三角窓はきちんと下がって屋根が開くでしょうか・・・
三角窓はいつものように下がり、屋根がオープンになりました。
めでたしめでたし。
ただの気休め的な処置ですが、一度カプラーを抜いてしばらくしてから差し込むと動くみたいに機械物には人の英知を超えていることがあるのかもしれませんね。
いきなり修理でお金をかけずに処置ができるのであればやってみる価値があります。
でも、接触不良が起こったとなれば、やはりきちんとディーラー等でみてもらった方が良いです。
確かに、ディーラーでみてもらって、原因箇所の部品を交換したほうが良いとなれば数万円はかかるでしょう。
それでも、一度故障が出ると再発の可能性が高いので直したほうが安心して乗り続けられます。
長く乗るといろんな不具合が出てきますね。
特に中古車で購入するときには、三角窓がきちんと下がるかどうか、動きはスムーズか、修理が過去あったかどうかといった点も確認しておいた方がよさそうですね。
ちなみに、助手席側の三角窓が下がったまま上がらないこともありました。
もちろん直しました。
三角窓にも気を回した方がよさそうです。