アライズム

コペンの車内の狭さが癖になる

(以前訪れた千葉の漁港)

コペンは2シーターの軽自動車です。

 

正直言って車内はすごく狭いです。

 

一人で乗る場合には助手席にバッグや買ったものを置けるし、大きな買い物でなければトランクの開け閉めの手間は無いはず。しかもトランク内を空にしておけばオープンにして走ることができます。

 

二人で乗る場合にはバッグとかの手荷物は助手席の足元に置くかトランクに入れるほうが無難。

 

二人乗ると車内の空間が一気に狭くなるから。

 

ちなみに、トランク内には屋根が格納されるメインスペースと多少の荷物が置けるスペースがあります。

 

ですから、二人ので乗る場合、バッグが大きかったり、型崩れさせたくない場合はトランクのメインスペースに入れるでしょうし、大きな商品などの買い物をした場合にもメインスペースに入れるはずですが、オープンにすることができなくなってしまうのです。

 

トランク内は空でないとオープン時に屋根が格納できないのです。

 

なので、二人でドライブしてお土産買って移動という場合にはオープンにできなくなる可能性が高くなってしまうし、泊まりの場合には荷物が多くなるのでオープンは絶望的。

 

これも、コペンの宿命と受け入れて走るしかないといえますが、でも、意外とこの狭さが癖になる感じがして、最近は一人での近所の買い物やチョイ乗りはコペンがほとんどで、たまにの遠出にもコペンで行くことがあります。

 

助手席側に手を伸ばせばドアに届くし、2シーターだから背もたれの後ろには空間はないし、フロントガラスも近い。

冬場はエアコンをかけて除湿しないとすぐ曇るし、男友達と乗る夏の雨の日はちょっと・・・

 

でも、逆にこの狭さが落ち着く感じにさせてくれたり安心感にって、車から出たくなくなる時もあります。

 

なかなかここまで狭い自分だけの空間もないはず。

 

例え方が変ですが、自宅のトイレの中でリラックスしているような感じ・・・

 

ですから考え事の時にもコペンの中が快適。

 

あの武田信玄もトイレの中で戦略を考えたと言われています。

 

きっとあの狭さが精神を落ち着かせ、集中力を高めてくれたのかもしれません。

 

狭いけど自分だけ空間・・・というか自分だけの狭い空間。

 

そういえば、自宅に帰ってきて疲れていてすぐに寝たいときに、コペンの中で寝たこともあります。

 

足が窮屈にならない程度にシートを前にできるだけスライドさせて、少しでも背もたれを後ろに倒して寝ます。

 

意外とカプセルホテルみたいで落ち着いて眠れます。

 

ただ、足を伸ばせないのがネック。

 

というのも、足を伸ばせないと逆に疲れてきてしまう感じもあるし、血流が悪くなってエコノミークラス症候群になったら危険なので。

 

目が覚めたら、車から降りてゆっくりと足踏みして血流を良くした方がいいかも。

 

今借りている駐車場は屋根が付いているので、昼間の日差しをダイレクトに受けないため、気温が熱くなく丁度良い日にはコペンの中で読書もします。

 

缶コーヒーのブラックを買って窓を少し開けてスタンバイ。

 

小一時間の間はカフェ「コペン」に変身。

 

近所迷惑となると嫌なのでBGMは流さずに、読書に集中。

 

通行人からは、わざわざ車の中で読書をしなくてもいいんじゃないかと思われそうですが、意外に落ち着いて読めて、個人的には好き。

 

狭いという短所が長所にもなる感じ。

 

短所が長所になるということは他のことにも言えることで、例えば自分の短所って長所にもなることがあります。

 

私の場合、喘息の発作で眠れなくて病院に行くときもありました。

 

でも、喘息で辛い思いをしたから、周りの人たちには優しくしたいと思えるようにもなりました。(ちょっといい話的な感じ・・・)

 

断線しましたが、今回はコペンの車内の狭さが癖になったなって改めて感じたので綴ってみました。

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