初代コペンに長く乗ると雨漏りとの戦いは尽きませんね。
前回のトランクの雨漏り第二弾に引き続き、今回もまた雨漏り発覚。
それは・・・雨の後、運転席のシートに座ると右太もも部分がなんだか冷たい・・・
コペンさんまたきましたか。雨漏り。
嘆きの感情がこみ上げながらも、でも、しょうがないという感情でなだめる。今の時点で製造から約18年ですから。
しかも、オープンカーですから。
これは宿命を受け止めて補修です。
原因は運転席側のピラーと屋根の密着部分とすぐにわかりました。
ちょうど運転席のピラーと屋根の節の部分に水滴が残っていたからです。
運転席のシートの右半分がびっしょりでしたから、相当な雨漏りだったはず。
雨の時には、ポタポタというリズムで漏れてきたのだと思います。
まずは、シートの濡れた部分に吸水タオルを押し当て、上から圧力をかけ水分を吸わせては絞り、吸わせては絞りの繰り返し。
窓を開け乾かした後に、補修は相変わらずのコーキング材。
(雨漏りの原因に、この密着部分に雨水を逃がす穴が設けられている(ウェザーストリップ)のですが、砂やほこりが詰まって本来雨水が流れていくはずが、流れずに溢れて車内に侵入してくることや、屋根を締めたときのフックが緩くなって、密着しないこともあるようです。ですから、根本を直してあげることが一番重要ですので、まずは良く確認をした方がいいです。ウェザートリップの穴は、奥まで砂やほこりが詰まることがあるようです。フックは締めたときに、抵抗感というか力を入れずに閉まるときは緩くなっているかもしれません。ですから、先にディーラーに確認をした方がいいかもしれません。)
私の場合、雨水を流す穴は塞がっている様子がなく、車内のフックは締まりが甘い感じがしますが、そこまででは甘い感じでもなさそう。そこで、まずは、コーキング材で補修しようと、屋根をオープンにして、ピラーと屋根の密着するゴムパッキンの表面部分にコーキング材を塗りました。
ここで、注意ですが雨水が通る穴は塞いではいけません。
塞いでしまうと、逆効果になり、行き場がなくなった雨水が溢れて車内に侵入すると思います。
しかも、穴の奥に詰まらせると取れなくなりますから、要注意です。
私、実は、不器用のため平らに塗れないのです・・・
ですから、汚い表面の画像をお許しください。
さらに、外側側面のヒダの部分にコーキング材を少し注入し雨水が車内に侵入しないように処置。
お見せするのが申し訳ないくらいひどい施工ですが、素人作業なので、ご容赦ください。(参考程度にご覧ください)
そして、乾かすためにオープンでドライブ。
これらの部分はもろに風に当たるので、乾く速度もアップ。
約2時間のドライブ。
自宅に戻ってきたら、屋根を締めて終了。
さて、結果やいかに。
雨の侵入は無くなりました。
とりあえずめでたしめでたし。
腕に自信があれば、もっときれいに施工できて、きっと効果も長持ちするかもしれませんね。
余談ですが、私個人の補修方法ですので、実施の際は自己責任でお願いいたします。
また、心配であればディーラーや板金屋さんに相談をされた方が確実です。