人間関係に悩んだり、なかなか人とコミュニケーションが取りづらかったりする方にとって、人に好かれようと努力をすることはとても大変なことだと思います。
そもそも、十人十色。
性格も趣味も考え方も一人ひとり違うわけですから、全員に好かれようとする必要はないと思います。
自分のことを良いと思ってくれる人たちと人生を共にすれば十分だとも思います。
でも、そうはいっても、仕事ではどうしても会社の人たちや取引先の人たち、お客様との会話やコミュニケーションをとらなくてはいけません。
そんなとき、もっと人に好かれれば会話も楽だし、コミュニケーションも楽だなって思うはずです。
私自身もそうでした。
もともと会話が苦手で、コミュニケーションが得な方ではありませんでした。
よく言えば普通だったのです(でも、今はよくしゃべります・・・)。
話すよりも話してもらいたい性分でした。
でも、出会う人たちの中で、私のことを良いと思ってくれる方々もいたのも事実です。
性格が合っていたのか、はたまた、趣味が合っていたのか。
今考えてみると、性格でも趣味でもないのです。
では、何か・・・
それは・・・素直さ。
君の素直なところがいいと言ってくれる方がいて素直さということに気が付いたのです。
例えば、
人の話を真剣に聞くし、真剣に答える。
悪口とかは言わずに楽しい話をする。
正直である。
会話の中で、駆け引きをしない(まっすぐである)。
相手の気持ちを考えて話す。楽しいときは一緒に笑うし、悲しいときは一緒に悲しむ。
褒められたら、遠慮しないで大きな声で「ありがとうございます」と喜ぶ(子供みたいに)。
何かをやってもらったら、必ずお礼を言う。
いつも感謝をする。
悲観的なことは極力話さない。
やってみたらというアドバイスがあればやってみる。
行ってみたらと言われれば行ってみる。
などなど・・・
もちろん私のことを好きにはなれない人もいます。
でもそれでいいんです。
みんなに好かれようとすると疲れますし、自分が自分でなくなってしまいます。
そもそも、素直に生きている人のことを嫌いになる人はどこか変わっている人です。
ですから、素直になって人と接すれば、きっと周囲の対応が変わるはずだし、好きになってくれる人も現れます。
ちなみに、私自身は、会社の社長方と会う中で、「君は私の息子だ」といってくださる社長さんもいらっしゃいます。
何かあれば味方してくれて、教えてくれて、後押ししてくれます。
素直な気持ちを持って人と接すれば打ち解けるのも早くなるかもしれません。