2020年を迎え、令和初の元旦を迎えました。
そこで、令和初の初詣は・・・また善光寺に決定。
しかも、初日の出も善光寺から拝みたいということで、善光寺の到着時刻は元旦早朝の6時を予定。
実家からは、途中のサービスエリアで休憩を入れて約3時間で到着する予定なので、新年を迎えた元旦の早朝3時に出発しました。
道中、横川サービスエリアではトイレ休憩、東部湯ノ丸サービスエリアで一休みとトイレ休憩。
ガラガラで走る車もいない、寂しい真っ暗な上信越道をひた走っていましたが、善光寺が近づく更埴ジャンクション手前で車もパラパラと走るようになって、寂しさも消え少し安心。
昼間はたくさんの車が行きかう上信越道。特に軽井沢へ往来する碓井軽井沢インター付近ですが、さすがの元旦未明には車は一台も無く、その風景は、ある意味不気味・・・
とはいっても、よくよく考えれば元旦の超早朝の4時。
行きかう車がいないのは当たり前か・・・と納得。
長野インターを降りた早朝5時半くらいには、長野市内へ向かう車が増え、どうやらみんな善光寺へ向かう様子。
多少のライバル心を意識しながら、霜と多少の雪でところどころ白くなっている路面に注意を払いながら、善光寺に着いたころには、数台の車が駐車場へ入るための列になっていました。
駐車場はコインパークになり、2時間までは500円。
以降1時間ごとに200円。
防寒対策として、ダウンジャケットを着て、マフラーを首に巻き、ホッカイロをポケットに入れて、境内へ。
足元は凍っていたので、ゆっくりと歩き、境内に到着。
境内にはそこそこの参拝者。
車のいない上信越道を走っていたので、行きかう参拝者を見てひと安心です。
善光寺は、年越しでの参拝者が大晦日の11時ころから行列を作り、その参拝者が帰宅するまでは行列が絶えません。
でも、元旦の早朝6時ごろにはひと段落してスムーズに参拝できます。
早朝6時はまだ薄暗いですが、約1時間後には初日の出も拝むことができます。
ですから、初詣を済まして、お守りを買い、境内を一回りするころには、初日の出のちょうどいい時間になっているのです。
今年も、お賽銭を入れ、一年の無病息災、商売繁盛、交通安全、家内安全をお祈りさせていただきました。
そして参拝に併せて賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)様に体の悪いところをお治しいただけるよう、自分の治したい体の部分と同じ賓頭盧尊者像の部分をなでた後に、仏様の鎮座する真下の真っ暗な回廊を一回りする御戒壇巡り。
御戒壇巡は、真っ暗な御戒壇の壁の、腰のあたりを右手で、行き先を確認するように、探るように、滑らせるように触りながら進みます。
決してスマホはどの明かりをつけてはいけません。
真っ暗な世界を恐怖心と闘いながら手探りで進む修行ですから。
でも、途中の「極楽の錠前」に触れることで仏様と来世の極楽浄土をお約束させていただくことができます。
修行に耐えた結果のご利益です。
つまり、極楽浄土へ生まれ変わる際にご本尊様がお迎えに来てくださるというご利益があるといわれているのです。
御戒壇巡も終わり、お守りを買ったころには初日の出も上がり、辺りは明るくなりました。
初日の出のエネルギーを全身に浴びて、今年一年も頑張るぞと誓い、写真をパシャリ。
やっぱり境内越しからの初日の出は美しい!
善光寺の初詣を終えるころにはたくさんの参拝者で賑わっていました。
令和初の太陽の光が、みなさんの希望の光になり、そして皆様にとっても今年一年が素敵な年になるようにお祈りしております。
ことしも何卒、宜しくお願い致します。