六本木ヒルズで化石を発見!
しかも、本物。
そして、手軽に。
化石好きな私とすれば、見つけたからにはじっくり見たい・・・
でも、予定があったので、サクッと見たわけですが、きっとお子さんがいらっしゃる方は、お子さんと宝探しみたいな感じで見つけると楽しいかもしれません!
きっと、ワクワクするはず!
なんと、化石のある場所はメトロハットの中にある石のタイルが張られた壁面。
メトロハットは、六本木駅から六本木ヒルズに行く途中のあのエスカレーターの並ぶ空間ですね。
壁面の茶色の石のタイルは何となく古代を思わせる雰囲気があり、石が好きな人には、きっと目が行くはず。
博物館に行かずとも、化石が見れるとは・・・と結構感動しました!
じっくり壁面の石のタイルを見ているとおかしな人だなって見られがちですが、せっかくなので、見てみたほうがいいです。
百聞は一見にしかず。
文明や文化が発達して高層の商業施設や建築物が立ち並ぶ六本木で古代の生き物に出会えるのも、時代が交錯していて面白いところではないでしょうか。
石のタイルをじっくり見ると、ひび割れた亀裂の中に渦を巻いている柄があります。
これは、アンモナイトですね。
それも、いくつかあります。
握りこぶしくらいの大きなものから小ぶりのものまであり、見つけ始めると止まらなくなります。
まるで、トレジャーハンターな気分。
他にも、オウムガイのような化石も。
棒状の化石は、イカの軟骨部分でしょうか?
水晶みたいに結晶化している部分もあります。
うーん。神秘的。
この化石たちが何万年も昔に、海の中で泳ぎまわっていたことを考えると、今まさに、時空を超えた出会いが起こっている。
実際にこの化石たちが泳ぎ回っている姿を見てみたい。そんな欲望にかられました。
そういえば、子どものころは、化石や鉱物が好きで、たまに化石堀に行ったものでした。
その時には二枚貝の化石やウミユリ、魚の骨の化石を見つけては、はしゃいでいました。
壁面の石のタイルに化石があるケースでは、博物館や一昔前のデパートの壁面があげられます。
天然の石のタイルを使わないと化石が含まれることはないですから、建築コストはきっとかさんでいるはず。
最近の建物の壁面には、化石が含まれているような石のタイルを見ることはがないような気がしますが、現代の建築物も自然の一部というか、自然と共にあるということを忘れないためにも、化石が含まれているタイルを使うのもいいかも・・・
そういえば、石のタイルに化石を発見しても、削り取ってはいけませんね。