初代コペンの初期型に発売当時から乗ってるため、長年、ボディは夏の暑くて強烈な日光や紫外線、雨や風にさらされて、塗装が痛んできました。
特に屋根の塗装の劣化が激しく、表面が白く浮かび上がってきて、ザラザラ。
写真を撮らなかったので、文字でしかお伝えすることができませんが、古くなって塗装にツヤが無くなり、1ミリくらいの白い円状になってクリア層が浮いてザラザラになった状態になっていたのです。
しかも、塗装が劣化し白く浮き始めてしまうと進行が早い印象で、今年の夏に一気に範囲が広がった感じです。
結構目立っていたので、今回塗装を依頼したわけですが、その依頼のきっかけが、お店の駐車場で駐車中にコペンの右後ろ側のフェンダーにくらったドアパンチなのです。
駐車中に、となりの駐車枠に車が駐車してきてドアを開けた際に、コペンに勢いよく当たったのです。
もちろん、事故処理として警察に電話をし、相手方の責任として修理をして頂くことになりました。(保険会社を入れて修理対応をして頂きました)
結果、無事にへこみを直し、塗装をかけていただきました。
そして、修理にコペンを出した際に、修理業者さんが、「屋根の塗装の劣化だけが白く目立つし、劣化が進行すると錆の原因にもなる、この際だから屋根も塗装をやり直したほうがいいのでは」とのアドバイスをくれたので、そこはきちんと自費で依頼をしたのです。(あたりまえですね)
依頼すること10日あまり。
コペンは屋根もドアパンチの跡も修理されてきれいになって帰ってきました。
キレイな塗装・・・
今のうちにコーティングをかければツヤが保てるかも・・・
なんて考えていたら、板金屋さんに見透かされたかのようにこんなアドバイスを言われました。
「塗装の仕立てすぐは、表面は乾いていても、中が完全に乾ききっていないからコーティングやワックスがけは禁物。もしコーティングやワックスをかけてしまうと表面が白くなってしまう。」
(私的解釈ですが、おそらく、揮発している成分がコーティングやワックスをかけたことで空気中に出れずに塗膜表面に滞留して白くなってしまうのではと推測しました)
さらに「洗車はしてもいいけど、コーティングやワックスがけは1か月以上たってからにした方がいい」とも教えてくれました。
なるほど、一見、塗装表面は乾いているように見えても、深部は乾いていないのか・・・
危うくコーティングやワックスをかけるところだった・・・
助かりました。
せっかくキレイになったコペンの塗装を自ら痛めてしまうところでした。
塗装も奥が深いですね。
でも、コペンはきれいになって喜んでいる感じ。
しかしながら、せっかくキレイになって帰ってきたのに早速の雨・・・
複雑・・・
ということで、初代コペン含め車も古くなると塗装が劣化してツヤが無くなりザラザラになります。でも、長く乗るのであれば、やっぱり塗装をしてきれいな方が気持ちがいいですよね。