妻の愚痴や不満をいったん受け止めてあげるほうが夫婦喧嘩になりにくく、万が一、夫婦喧嘩になったとしても、おさまりやすいと実感しています。
というのも、女性は感情的になると、男性特有の理屈は通じなくなりますが、愚痴や不満を聞いてあげることでその感情が収束しやすくなる傾向があるからです。
妻が言いたいことを言っても、こちらも感情的になって反論したり、怒ったりしてはいけません。
どこに愚痴や不満の原因があったかを把握して、発端が夫にあるときは、すぐに謝ってどう愚痴や不満の原因を解決するかを話し合ったほうが得策です。
夫の意見や主張、言いたいことは、感情的にならずに優しい声で、冷静に言うと良いです。
約束を忘れていた時のように落ち度があるときには、最後に、「気を付けるね」っていうとなお良いです。
夫婦とはいっても、もともとは他人同士。とはいっても、夫婦間で争っても何も利益は生まれません。
いかに、お互いの感情の歩み寄りができるかが肝心です。
そして、女性は感情的でもあり、話を聞いてもらいたいということを理解しておかないといけません。
我が家で起きた妻の不満の受け止め方の一例
例えば、我が家では、皿洗いの役割が夫である私ですが、疲れていて食後寝てしまうことがあります。
翌日の夕食の準備をするときに妻が、洗い物が山になっていて料理ができない・・・と愚痴を言うことがありますし、夏場なると皿洗いをしないと臭いを発するようになりキッチンが臭いということもあります。
そんなとき、「仕事で疲れているから分かってくれと」というと、「私だって仕事から帰ってきて疲れている中、夕食を作っているんだ」といわれること間違いありません。
妻の不満も頂点になる可能性がありますので、妻の愚痴はきちんと受け止め「ごめん、うっかり寝ちゃった・・・夕食を作るときに一緒にキッチンに立って洗うね」って言って洗い始めます。
そうすると、「ありがとう」と妻が言ってくれて、喧嘩に発展することはありません。
また、スリッパを履かずにキッチンを行き来して、足の裏にホコリを付けてリビングに来たときは、「スリッパ履いてよ、何で履かないの!」と怒られました。
そのあとに、妻は愚痴をしばらく言うのですが、これは私の足の指が巻爪になって流血していたため、スリッパを履きたくなかったことが原因でした。
この時は、妻の言うことを受け止め「ごめん」と謝って、「実は巻き爪で足の指が痛いんだという」と、翌日巻き爪でも履きやすそうなスリッパを買ってきてくれました。
もし、「巻き爪が痛いから履けるわけないだろ!」と感情的に言い返していたら喧嘩になっていたはずです。
夫婦がお互いに言いたいことはあるはずですが、大事なことはお互いの気持ちの歩み寄り。
妻の気持ちも理解して、愚痴や不満を受け止めてあげる。
その中で、夫も言い分があれば、感情的に言わずに、冷静に、かつ、優しく伝えることが大事だと感じています。