アライズム

鳩森八幡神社と秋の大イチョウ

秋といえば、紅葉のシーズンですね。

そんな、この季節にたまたま立ち寄った鳩森八幡神社。

秋の澄んだひんやりとした空気の中の散歩は、東京という都会でも清々しく気持ちがいいものですね。

ついつい余計に歩きたくなってしまいます。

そんな散歩の途中、黄色く燃えるような大きなイチョウの木が目に入り、ここはどこだと立ち寄ったのが、たまたま鳩森八幡神社でした。道路を挟んで将棋会館のある、千駄ヶ谷駅の近くです。

 

道路から見た様は、大きなイチョウが神社の境内を神聖な空間として演出し、都会のオアシスのような感じを醸し出しています。

境内へ入る手前に鎮座する鳥居の奥には大イチョウの木がそびえ立ち、この大イチョウに引き込まれるかのように人々が吸い込まれていきます。

境内は都会の、角が立ったような雰囲気ではなく、憩いの場のような柔らかい空気に包まれていました。

 

ところで、この大イチョウの大きさが鳩森八幡神社の歴史を物語っています。大イチョウの高さは20メートルはあります。御神木として拝められているこの大イチョウはなんと、戦火中、被災を免れ生き延びたという歴史も持っています。

樹齢何年なんだろう?相当長いですね。500年くらいは経ているのだろうか・・・

 

紅葉は大イチョウたちのてっぺんから鮮やかな黄色に色付き、徐々に紅葉していく様子をうかがうことができます。

日に日に秋が深まり黄色一色になるともっときれいになるのでしょうね。

秋は空から下りてくるのだなって思います。

境内の地面はイチョウの葉で黄色い絨毯のように覆われて足元からも季節を感じることができます。

それにしても、神社ってなんだかほっとしますよね。

やっぱりパワースポットなんですね。力強く生きるイチョウの木と神社の神聖な気が体に入って頑張れそうな気がします!

そして、大イチョウもさることながら、鳩森八幡神社は創建860年と、歴史が深い神社です。

 

境内には富士塚といって人工的に作られた縮小版の富士山があります。山頂付近には実際の溶岩が使われていて、クマザサで覆われている感じがまるで本物の山のようでした。富士塚に登ることで富士山に登ったのと同じご利益があるとか。

 

この日は、参拝者の方々もたくさん来られていて活気がありました。

 

大イチョウ以外にも見どころがありますので、それは後程・・・

 

 

鳩森八幡宮神社

住 所 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-24

電 話 03-3401-1284

 

 

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