子供の頃、軽井沢に出かけたときにいつも買っていた「おぎのや」の「峠の釜めし」。
今や駅弁の代名詞的な存在で有名ですね。
横川駅での停車中に電車の窓やドアから売り子さんに大声出して呼んで買ったものです。
停車時間中には、他のお客さんも買うので時間との勝負。
窓越しから釜めしを買っている記憶が懐かしいです。
今では、車で軽井沢に行くので横川のドライブインで購入したり。
その場で食べたり、お持ち帰りもOK。
お土産にもいいですよね。
釜飯の釜は料理釜に使用できる
ところで、今も子供の頃も、峠の釜めしでいつも疑問だったのが、食べた後の釜ってどうしているのかということ。
子供の頃は、畑で雑草を集めて燃やしているところに、「実験」とか言って、この釜に水を入れて沸かしてみたり、味噌汁作るとか言ってガスコンロにのせてみたりしてました。
実験道具みたいな感じで使ったわけですが、単なるイタズラですね。
そういえば、釜めしの釜を皆さんはどんな使い方をしているのか気になったので調べてみました。そしたら、色々な料理や使い方があるのでびっくりしました。
例えば、この釜をうまく利用して、
①ご飯を炊く おこげもできるので、電気釜と一味違ったご飯を楽しめそうです
②栗ご飯 栗がふっくら炊けておいしそう
③釜で焼いたビビンパ まんべんなく火が通りそうです
④炊き込みご飯 釜の中で具材が対流して味がまんべんなく回りそう
⑤込みうどん 味噌の味が煮込まれてよくしみそう
⑥チーズフォンデュ チーズが良く溶けそう
⑦釜揚げうどん 冷えなくてよさそう
⑧鉢 植木が喜びそう(勝手な感想です)
個人的な感想を交えましたが、皆さんいろんな料理をお考えですね。
なお、荻野屋の公式サイトでお米の炊き方が紹介されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
横川ドライブインなど店舗では釜の再利用も
横川のドライブインなど店舗で食べた場合、空いた釜はお持ち帰りが原則のようですが、置いていった場合は殺菌消毒してから再利用しているようです。
釜といえど、言わば、お店で使うお皿と同じ容器です。きれいに洗って殺菌消毒すれば再利用OKということです。
峠の釜めしの販売店では、空き釜の回収も行っています。自宅に置いていても邪魔だなって思ったときは、出かけたついでに立ち寄って回収してもらうのもリサイクルになります。なぜなら、回収後は粉砕してアスファルト材になっています。
釜って益子焼だった
そういえば、釜めしの釜って益子焼なんだそうです。
群馬で益子焼ってなんかピンとこないですが・・・立派な釜なんです。
ブランド釜ですね。手放すのがもったいなくなるのは私だけでしょうか・・・
今まで何気なく食べていた峠の釜めし。
調べていくうちに知らなかったことが色々わかり、釜の深さと同じくらい深い存在なんだなって感じております。