先日、クレ パーフェクトクリーンのガソリン車用を燃料タンクに入れて使用してみました。
使用した車はコペンです。
15年間乗り続けて、走行距離は5万キロ弱です。
年式から見るとあまり乗っていないです。
4万キロの時に、クレの軽自動車用のガソリン添加剤を入れましたが、それ以来、近所の買い物に乗ったくらいでその後は、乗らない期間も長期あり、バッテリーも上がったりとエンジンにはよろしくない状態で保管していたこともあって、最近エンジンの振動が大きい感じがしていました。
エンジンの吹きあがりもなんとなく元気がないような・・・
そこで、たまたま、立ち寄ったホームセンターでパーフェクトクリーンが2本パックで1000円ちょっとで販売していましたので、燃料タンクに入れてみようと購入したわけです。
ここでパーフェクトクリーンの使用方法と効能をご紹介。
使用方法
ガソリンタンク50リットルから70リットルに対して1本(236㎖)を添加。
軽自動車はガソリンタンクが小さいので1本を入れてしまうと入れすぎですので、車の取扱説明書やインターネットやディーラーへの問い合わせなどでガソリンタンクの容量をチェックしておいた方が安心です。
おそらく、ボトル半分ちょっとを入れれば大丈夫だと思います。
ただし給油の時(エンジンを止めて)にパーフェクトクリーンをボトル半分ちょっとを入れてから、満タンでの給油をします。
そうするとことで、タンク内でパーフェクトクリーンがかくはんされて満遍なくガソリンの中にいきわたります。
余った分はしっかりとフタをして、高温は避けて保管しましょう。
真夏の車内は爆発の危険がありますので要注意です。
5000キロ走行ごとにガソリンに添加するとエンジン本来の性能を保持ができます。
あと、ディーゼル車にはディーゼルエンジン専用が販売されていますので、購入の際はよく確認しなければなりません。
ちなみに初代コペンのガソリンタンクは40リットル。
効能
燃料ラインを強力洗浄
排気システムをクリーンアップ
エンジン性能を最大限引き出す
エンジンの始動性・加速性を向上
ノッキングを防止
排ガスもクリーン
燃費の向上
燃料タンクに注入するだけで強力な洗浄力により、燃料ラインからエンジン燃焼室内、排気システムまでをトータルに洗浄し、エンジン性能を回復させパワーやトルクを保持するガソリンエンジン車専用のパワフルクリーナーです。
以上の効能はボトルや箱に記載がある原文です。
ここで、ポイントとなる点は、「エンジン性能を回復させ保持する」という言葉です。
パーフェクトクリーンはあくまで、エンジンのシリンダー内や燃料ライン、排気システムを洗浄するための添加剤です。
要は、エンジンのシリンダー内や燃料ライン、排気システムに付着した汚れを取り除くということです。
ということは、新車当時のエンジン性能に近づけるための添加剤なのです。
ですから、パーフェクトクリーンを入れたからといて新車当時のエンジン性能以上にアップするわけでも、新車当時の燃費以上にアップするわけではないということです。
すなわち、エンジンをケアするための商品ということです。
エンジンは動き続けると、シリンダーの中やピストンヘッドにカーボンが付着したり、ガソリンを噴射するインジェクターに目詰まりを起こしたりするような汚れが付着します。
パーフェクトクリーンはその汚れを取り除いてくれるわけです。
ですから、長年乗り続けた車や、長距離を走った車には添加する意味はあるといえます。
コペンに添加した感想
パーフェクトクリーンを添加した率直な感想です。
なお、エンジンオイルを1か月半前に交換して、最近はまた乗るようになったので交換後の走行距離は600キロくらいです。
添加前はアイドリング時の振動がハンドルから伝わってきて、アクセルを踏んだ時のエンジの吹き上りは多少のもたつき感はありました。
加速も若干の鈍さを感じていました。
添加後は50キロほど走ったくらいからアイドリングの振動も少なくなって、エンジンの吹き上がりも加速も良くなっている感じがしています。
エンジン内の汚れが取り除かれているのかなと思います。
よく言われるプラシーボ効果なのではないかと思ったのですが、そうでもない感じ。
振動は弱くなっているし、吹き上がりも改善されている感じ。
確かに加速感は良くなっている感じがする。
吹き上がりが良くなっているということは、きちんと燃焼されているということも言えますので、排ガスもクリーンになっているはず。
添加したタンク内のガソリンが使い終わって次回給油をしてこの吹きあがりと加速、アイドリングが持続すれば、約500円でエンジンのメンテナンスができたことになります。
オーバーホールは高いので、まずは添加してみる価値はありますね。
ただし、輸入車の場合は、ディーラーや量販店に確認を取ったほうが良いです。
万が一、故障の原因になってしまうと高くついてしまいますので。
なお、添加してから100キロくらいしか走っていないので燃費の計測はしていませんが、燃費というよりもエンジンの性能を回復させるというスタンスで添加したほうが良いかもしれません。
ただし、エンジン性能が回復しているということは、燃費も向上(というより戻った)しているのかもしれませんが・・・
車の運転で、エンジンのもたつき感は結構ストレスに感じると思います。
長年乗り続けている車や長距離走った車に、たまには添加してみる価値はあると思います。
以上個人的な感想でした。