今回は、中古のボクスターを迷ったら2台目の前期型を買ってみるのもいいかもというタイトルで綴っていきます。
(もしかして前も書いたかな・・・)
さて、ポルシェに乗ってみたいという方はたくさいらっしゃると思います。
私も、本音はフェラーリと言いながらも数年前までそうでした。
そして、中古のボクスターの中で、初代ボクスターにしようか2代目ボクスターにしようか迷って、結論として、2台目ボクスター(987前期型)を購入しました。
3代目のボクスターは予算オーバーのため検討しませんでした。
やっぱり車好きは、スーパーカーや外車のスポーツカーに憧れるのではないでしょうか?
でも、スーパーカーは中古でも高いですね。
フェラーリやランボルギーニは中古でも基本1000万円オーバーだし、維持費もかかる。
でも、ポルシェの、しかもボクスターの中古は国産車の新車くらいの金額で買えるので、スーパーカーブランドの中では買いやすいです。
現時点で、程度にもよりますが大体100万円からあります。
そこで、中古のボクスターを迷ったら、状態を考えると2代目ボクスター前期型の過走行でない250万円くらいで十分楽しめるのではないかと感じています。
外装は、今っぽさがあるし、楕円と三角形の間の形のヘッドライト。
横幅は1.8mなので、広すぎず駐車場も無理なく乗り降りできます。
走行距離は5万キロ以下が良いかもしれませんが、距離を走っていてもメンテナンスをきちんとして、エンジンの調子が良く、記録簿もしっかり残っていて、サーキット走行をしている様子もなく、傷やへこみの無いきれいな状態であれば丁寧に扱われているため、買うに値するのではないでしょうか。
サーキット走行している個体はボンネットやバンパー、窓ガラスに飛び石の跡がたくさん残っているでしょうから、目視でも確認できると思います。
2代目ボクスターは2005年から2008年くらいですから、経年劣化でオイル漏れや冷却水漏れがあるかもしれません。そのため、漏れ状態をチェックしてから購入したほうが安心ですね。
なにせ、ポルシェですから修理費はそれなりにかかります。
タイヤの溝も残っている個体がいいですね。
タイヤも高いです。
1本45000円と見積もりが出たことがありましたが、販売店やネットショップによっては安く買えると思います。
車検も外車専門の中古車店であれば、修理やブレーキパッドのような高い部品交換が無ければ20万円は超えないと思います。
オイル交換は量販店で15000円くらいで行ってくれると思います。
4リットル缶2本分は必要なはず。
今までオイルは販売店がサービルで交換してくれましたので助かりました。
2代目ボクスター前期型はコントロールユニットが雨の侵入や経年劣化で故障することがあるようです。
私も、コントロールユニットが故障しました。
その影響で幌も閉まらなくなり、無理に開閉したら、幌の骨組みの付根が破損し、コントロールユニットと幌修理で17万円かかり、1か月半の時間を要しました。
とはいっても全部が全部故障するわけではありませんから、購入前に正常に幌が動くか確認はした方が良いです。
さて、2代目ボクスター前期型のオートマチック車の場合にはトルクコンバーター式になりますから、クラッチがないため渋滞にハマってもクラッチがすり減るという心配もなく、クリープ減少で進んでくれますから、街乗りも楽です。
日本の交通事情には合っている印象です。
ちなみに2代目ボクスターの後期型はデュアルクラッチ式のPDKです。(PDKですからすぐにクラッチは減りませんが・・・)
(今、私は、2代目ボクスターの後期型に乗っていますが、これはこれで楽しいです。)
足回りは硬いので、乗り心地はイマイチですが、その分がっしりとしていて安定感があります。
ミッドシップに積まれたエンジン、ワインディング走行の安定感、良い加速、オープンになる、トランクが前後にあるなど、オープンエアーから走る楽しさ、実用性を兼ね備えた唯一無二の存在がボクスターなのかなって、勝手に思っています。
燃費はリッター当たり7キロくらいです。
2代目ボクスター前期型がきっかけで、スーパーカーオーナーズクラブに入会できて、フェラーリやランボルギーニと一緒にツーリングにも行くことができましたし、オーナーさんたちとつながることもできたことは、大きな財産だと思っています。
普段は触れ合うことのできない人たちとお話ができて、フェラーリやランボルギーニの走る姿を間近で見るのは、大きな刺激。
人生の起爆剤になっていることは間違いないです!
そういえば、ボクスターで走る那須高原、箱根、都内、夜景の中の首都高は最高です。
オープンの状態で、高原の空気を感じながら走ると日ごろの疲れも飛んでいく感じ。
開放感のある夜景はキレイ。
ボクスターは手に届きやすい、スーパーな車です。