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大人になって勉強する理由は究極的には稼ぐためではないか

最近、マンション管理士の勉強を始めました。

というのも、今後マンションの管理組合の運営は大変になるのではないかという予測と、仕事自体がIAにとって替わられる恐れが少ないのではないかという理由から始めたわけです。

マンション管理士の仕事は人対人の調整が必要ですので、IAには当分できないのではないかと考えております。

 

さて、マンションが建築され始めてから40年以上が経過しています。

住人の高齢化や修繕積立金不足やマンションの相続など今後、マンションにかかわる問題が表面化していくと思われます。

そんなときにお役に立てればいいなと思ったという気持ちも、もちろんあります。

 

ところで、先日、実家に帰省している際、マンション管理士の勉強をしようとテキストを広げると、甥っ子に「何で大人になっても勉強するの?」、「大人になっても勉強なんてしたくないな」って言われました。

 

確かに、私自身が子供のころは、早く大人になって勉強から解放されたいと思ったことがありました。

 

学校の勉強は、教師からの一方的な授業で面白くなかった記憶です・・・

 

今では勉強嫌いになった原因なのではないかとすら思います。

 

きっと甥っ子も、私が子供のころに感じたことを考えているのかもしれません。

 

でも、甥っ子の言葉に、「大人になってからが勉強だぞ。稼ぐためや自分を守るためには一生勉強だ」を返答しました。

 

甥っ子は面倒くさそうに「そうなんだ」って言い放ってリビングに戻っていきました。

 

大人になってまでも勉強をしたくないというのが、皆様の本音ではないでしょうか?

 

大学は遊ぶ場所という考えも世の中にはありますが、例えば、大学受験まで考えると小学校から高校卒業まで10年以上の日中の時間を教室での勉強に費やし、家に帰っても宿題、夜は塾通いと考えると、心の底から早く勉強から解放されて、思う存分、趣味や遊び睡眠に時間を使いたいと思うのは仕方のないことなのかなって思うのです。

 

でも、学校の勉強と、社会人になってからの勉強は違います。

 

社会人になってからの生活や仕事には責任が付きまとうので、常に勉強をしていかなくてはいけないのです。それが進歩ではないかと思うのです。

 

 

仕事で必要な知識やスキルは身につけなくてはいけないわけですから、仕事中に習得できなかった知識等は自宅で勉強なりで覚えなくてはいけないでしょうし、そこに資格が関わってくると、仕事中に勉強はできませんから、どうしても自宅で勉強をしなくてはなりません。

 

つまり、常に学び続けなくてはならないわけです。

 

逆に、勉強していないということは、向上心が無いとも言い換えられる恐れもあります。

 

以前の職場に勤務していた時に、どうしても行政書士の資格を取りたくて帰宅後や休日は、ほとんどの時間を勉強に費やしていました。

 

仕事で法律が少なからず関わってきましたので(ほかにも理由はいくつかありますが)、どうしても合格したかったのです。

 

独学でしたので、自宅での勉強では一日の勉強時間が少なく感じ、仕事のお昼休憩にテキストを読んだり問題集を解いたりしていました。

 

結果、合格はできたのですが、お昼休憩中に勉強していると上司から「社会人になってまで勉強しなくていいんじゃない?」って言われたことがあります。

 

でも、その一言に腹も立てず、やる気も減退せず、我が道を行ったのですが、今の自分からその上司の一言に言い返すとするならば「社会人になっても勉強しなくていいのですか?」という一言が思い浮かびます。

 

社会人になって勉強をする理由は暇つぶしでもなく、頭でっかちになりたいわけでもなく、目的とするところは稼ぎをアップさせたい、夢の職業に就きたい、安定職に就きたい、仕事にありつけたいということがあると思いますが、究極的な目的は「稼ぎたい」ではないでしょうか。

 

稼ぎをよくするためには、学び続けなくてはなりません。

 

マンション管理士の未来はどうなるのかはわかりませんが、今言えることはマンション管理組合の運営には今後たくさんの問題が降りかかってくるということが言えますので、そこに私自身が貢献出来て、結果、稼ぐことにたどり着けばいいのではないかと考えております。

 

世の中は、常にアップデートされて、以前は人の手で行っていた仕事はコンピューターやロボットに取って替わられています。

 

今後は事務仕事や単純作業、輸送などの仕事はAIに取って替わられる時代がくると言われています。

 

その時代の変化の中で、自分自身が生き延びることができる知識や技術を今のうちに付けておく必要があります。

 

人間の手足でしかできない仕事、人間の頭でしか思いつかないクリエイティブな仕事を今のうちに探し、学び、習得しておく必要があるのではないかと思います。

 

ですから、社会人になっても日々勉強をして、自分自身を世の中に通用する人間にアップデートしておく必要があるのです。

 

そうすることで、稼ぐことができて食べることには困らない人生が遅れるのではないかと考えております。

 

社会人になってからが勉強のスタートの本番です。