仕事, 目標達成, 資格

失敗や挫折やうまくいかないことも肥やし。今じゃいい思い出になるはず

20代は目標をもって資格試験の勉強や転職を繰り返したりしたけど、その中で挫折や失敗、うまくいかないこともありました。

 

20代って社会人になって、給料はともかく、遊びも仕事も活発な時期だと思う。

 

仕事して稼いで、友達や恋人と出かけて遊んで楽しむ時期だと思う。

 

でも、そんな時期に、先々欲しいものがあるので目標設定し、興味があった職種があり転職を繰り返し、その他資格を取って人生への下準備などにも取り組んでいました。

 

ところが、資格試験も中々うまくいかず落ちるの繰り返しだし、仕事もやってみたい職種があって転職をしてきたけど個々の職務経歴から見れば全然足りないし、20代を謳歌したかと言われると、悲しいかな自信をもって「しました!」と言えません。

 

正直言うと、あまり思いだしたくない記憶。

 

アパレルの会社に就職しても、正直、服を売っている自分が嫌になるし、周りの先輩の姿が自分の行く末と考えるのも嫌だし、毎日が疑問の日々だし、他の事に興味が出るし。

 

測量登記の仕事は、楽しかったし、事務所の代表も良くしてくれたし、みんなも素晴らしい人たちで今も交流があります。

 

代表は「男は車と時計に生きなさい」と教えてくれて、「君が高級車に乗っている姿を見せてくれ」と言ってくれて、もっと広い世界へと羽ばたくよう促してもくれました。

 

でも、やっぱり神経を使う世界。なかなか仕事の幅を持たせてもらうことは難しかった。

 

それから、中小企業の経理責任者に転職して、経理の意味も分からずいきなり現場で、実務をこなしながら学んで、その傍ら、家に帰れば夜中の3時くらいまで資格試験の勉強して、落ちて、また勉強しての繰り返しで、職場では会社合併を繰り返し、社内統制が上手くいかずストレスの日々。

 

プライベートでもうまくいかないことが多々。

 

もちろん目標を持って頑張ってはいましたが、正直、自分の人生はこんなもんかと心の底では、自分を疑う心も共存するようにもなりました。

 

さすがに自分が嫌いになりました。

 

その時28歳。

 

夜は明けるのか・・・

 

今のままでは、フェラーリという自分の目標に近づくことは難しい。

 

先々家庭を持って、安月給で目標は達成できない。

 

周りからは、そんな目標を捨てて、現実を見ろと言葉にはしないけど、頑張れよと半笑いで言われたことも。

 

職場の昼休みで勉強すれば、働いてまで勉強しなくてもいいんじゃないと言われたり。

 

今の現状で、とりあえずは、人並みくらいの生活はできる・・・心の隙が見え隠れ。

 

それでも、翌年の資格試験を最後に、もう受けないと覚悟を決め勉強の再スタート。

 

合格率8%前後。独学。いけるか・・・

 

運よく合格できました。

 

新しい世界の扉が開けた。

 

目標に近づいた気がしました。

 

次のステップに行ける。

 

そうはいっても、今の会社の中では精いっぱい仕事をする。

 

お世話になっている仲間の役にたてるよう心掛けました。

 

気が付いたら30歳も過ぎて・・・

 

20代を振り返ると、転職の繰り返しで企業に必要な人材と判断してもらうには厳しかったこと、給与面でも目標を手に入れるには程遠いというか無理だったこと、資格試験に落ち続けうまくいかず寝不足にもなり、自己嫌悪にもありつつあったこと、自分にはできるのかと自信を失ってたこと、さらに自分はこんなもんだと思い込んでいるときがあったこと、消えてしまいたいと考えたことが思い出されます。

 

ちなみに、20代で転職を3回もすると、毎回給料が初任給スタートですから安い状態が続きます。

 

経験も浅い中、職を替えるわけですから実務だって無いに等しいし、そもそも転職回数自体が多い気がします。

 

プライベートもいろいろありました。そこは内緒です。

 

目標はありながらも、失敗、挫折をして動き方を模索した20代。

 

あー、もっと20代で遊びも、いろんな他の経験もしたかったな。

 

でも、今は、そんな過去が肥やしになっています。

 

資格の勉強などで学んだ法律や簿記のこと、転職で見たそれぞれの業界。

 

仕事で身に着けた経理の実務。

 

それと資格試験の勉強のための寝不足の日々。忍耐が鍛えられます。

 

転職での面接で受けたひどい言葉(落ちた会社です)

 

「あなたは使えません」とか「計画性がない」とか。

 

自分自身の生き方に反省点がたくさんあることも理解をしていますが・・・

 

その時誓いました。「その言葉、いつか見返してやる」

 

今、その面接官よりも、充実した人生を送っていると言いきれます。

 

今現在、目標にも着々と近づいています。

 

それに、もっと上を目指したい。

 

たいそうな人生ではないけれど、人一倍頑張っていきたい。

 

挫折や失敗をしても、肥やしにしてしまえばいい。

 

今ある環境の中で、やれることをやってみる。

 

人を頼ったっていい。

 

自分が盛り返すことができたときに恩返しをすればいい。

 

20代は大変だったけれど、たくさんの人たちにお世話になりました。

 

ですから、今も交流を持って、何かあれば助けになることができればと思っています。

 

(何かあっては困りますが・・・)

 

生きていれば失敗や挫折は起こります。

 

上手くいかないこともあります。

 

失敗や挫折を繰り返すと自分はこんなもんだと思うようになってしまう。

 

これが自分なんだと思うようになってしまう。

 

運命なんだと思ってしまう。

 

そして挫折や失敗を繰り返すと自分自身が嫌いになる。

 

鏡で顔を見たくもなくなる。

 

でも、自分の人生は自分でしか生きられない。

 

そして、挫折や失敗を知ることで強くもなれる。

 

そのつらい出来事は、いつか役に立つこともあるし、同じように挫折した人の気持ちがわかる。

 

寄り添うことができる。

 

挫折や失敗を克服したとき、折れない意思へとつながるときがくる。

 

いい思い出になる日が来る。

 

そんな独り言でした・・・