社会人になって働くようになると、仕事がある意味ルーティン化してきたり(とはいっても仕事の中での挑戦はあると思いますが)プライベートでも新しい挑戦はなかなかしずらくなるように感じます。
今ある生活環境やリズムを変えるということには結構勇気や決断が必要ですから、帰宅後や休日の過ごし方はいつも同じような感じになるのでは・・・
かく言う私も結構保守的な考え方の部分があり、今でも新しいことへ挑戦には重い腰を上げる感じです。
でも、自分でこれって決めたことには挑戦していますし、突き進むようにしています。
社会人になってすぐの年から独学で宅建の資格の挑戦をして、23歳で合格し、その翌年からは独学で行政書士試験に挑戦し、挫折し、やっと29歳の時に合格し、その翌年からは簿記に挑戦し30歳で3級、31歳で2級に合格しました。
資格の勉強は父親の影響もありますが、何より、自分の将来のために今ある時間を使い、挑戦!っていう感じです。
もちろん、時間が許す限り仕事終わりに友人と飲みに行ったり出かけたかったですし、休日は友人たちと遠出の旅行にも行きたかったですが、どうしても、将来のために今この体力があるときに挑戦し、人生の幅を広げたくて、仕事から帰ると夜中の2時から3時まで勉強をして、休日は一日中勉強をしていることがほとんどでした。
とはいっても、息抜きに出かけることやカルチャースクールで茶道教室に通ったこともありましたよ。
息抜きしないと勉強が進まなくなるときがありましたから・・・
大好きな軽井沢や清里にドライブして、気分転換。でも、その出先で勉強もしました。
高原の空気を吸いながらの勉強は結構気持ちが良かった・・・
高原のカフェや日陰のベンチ・・・
優雅な勉強時間でした。
大自然は優しい・・・
気持ちに安らぎを与えくれますから。
ちなみに、仕事も転職を数回していますが違う業種の経験ができて、知識や見識の幅も広がりました。
転職理由は興味があるということも理由の一つ。
アパレルも経験しましたし、測量や登記も経験しました。
中でも、一番自分にとっての挑戦になったのが経理責任者でした。
何も知識も経験もない状態での経理という仕事。
前任者はすぐ辞めましたから、自分の力で見様見真似とその都度勉強しながらやっと一人前に。
税理士の先生からは、わからなくて電話したら「そんなことも分からないのか!」と怒鳴られたこともあった。
でも、その後、退職するまでの間、税理士の先生からは君が経理だと楽だよと言ってもらうこともありました。
あと、売り場の販売業務から、経理、決算、給与計算までこなしたおかげで、会社の運営や全体の流れが把握できましたし、会社が吸収合併をするときには率先して手続きを進めたおかげで普段ではできない経験ができ、会社という存在をある程度見通すことができました。
経理の仕事でお世話になった会社での経験が今の仕事にも生きて、不動産賃貸業をしている会社ごとその会社の所有する不動産を買い取るという「不動産M&A」もこなすことができ、今までの挑戦が生きていることを実感しました。
挑戦してきたことで活躍の幅が広がったし、充実している感じもしていますし、やっぱり楽しいです。
話を戻しますと、20代から30代初めに挑戦し続けた資格試験のお陰で、不動産という資格業にも付くことができましたし、学んだ法律の知識や簿記の知識や経験も不動産という仕事を通じて活きています。
普通の不動産屋とは違うと自負しています。
とある社長さんからは、不動産屋っていう感じがしないねと言われました。
不動産という仕事を通じて、今まで学んだことを活かして出会う方々の役に立てば幸いですし、これからもいろんな勉強や経験をしていきたいと考えております。
重い腰を上げなくては!
最近では、後継者がいないことが原因で黒字でも会社をたたまざるを得ない状況がどうも気になってしょうがないので、企業のM&Aを深く学んでみようと、まずは本を読み始めました。
日本を支える中小企業を絶やしてはいけないですから。
この先、不動産の仕事をしていく中で、いろんな中小企業の社長さんに出会うと思います。
もしも、後継者の問題で悩んでいる方がいらっしゃれば、手助けができたらと思います。
ということで、新しい挑戦は、特に社会人になってからが大事な感じがしますし、人生が楽しく充実していくのではないかと思いました。
新しい挑戦は、自分の存在価値を高めるストーリー。
レッツ、チャレンジ!
そいえば、保守的な性格の私ですが、いろんなことに興味を持つ性格でもあります。
なんだか矛盾していますが、興味は挑戦への第一歩。
興味があるのなら、調べたり、そこに行ってみたり、見て触れて感じてみるべきです。
とはいいつつも、重い腰なんとかならないかな・・・
今回も私のこんな独り言でした。