義理の母は、普段から言い間違えをします。
しかも、悪気はなく、本人は、いたって素。
間違えていることに気が付いていない。
だから、余計にたちが悪い(いい意味で)
さて一作目からスタートです。
ブルボン?!
先日、義理の母への頂き物のお返しに、一緒にデパートの地下で菓子折りを探しに行きました。
義理の母は「どんなお返しがいいかね~」って言いながらデパ地下のお菓子の名店の中をぐるぐる回り、ヨックモックのシガール、ハラダのラスク、虎屋の羊かんなどを逐一見ていました。
すると、義理の母はどれにしていいか迷い始め、そのうち怒り出して、「ブルボンでいいや」と一言。
ブルボン?!
確か、ブルボンはあのCMで有名のお菓子メーカー・・・
でもデパ地下には出店はしていないはず。
「あの・・・お母さん。ヨックモックですか?」というと、「そうそれがいいよね」と返答。
あの・・・さっきブルボンて言ってましたよ。
間違えていることに気づいていない・・・
義理の母の中では、ブルボンの様です。
ゆめたろう?!
奥さんの実家に帰ったときに、義理の母がニコニコしながら、「近所に美味しくて安いお蕎麦屋さんができたのよ。良かったから行ってみて。なんていう名前のお店だったかしら・・・」
数秒考えて「思い出した!ゆめたろう!」
ゆめたろう?
いったいなんだ?
そういえば、「ゆでたろう」の看板はさっき見たぞ・・・
「お母さん・・・ゆでたろうですか?」というと、
「そう、ゆでたろう!」と義理の母。
「さっき、ゆめたろうって言ってましたよ」と言うと、
義理の母、間違えに気づき大爆笑!
そして私も大爆笑!
ゆでたろうをゆめたろうと見間違えたのか、脳内で変換されたのかはわかりませんが、間違えに気づいてもらえてよかった。
きっと「ゆめたろう」が演歌の曲名だったらこんな始まりのナレーションがあるんだろうなと想像・・・「あなたの思いをそば粉に込めて・・・歌って頂きましょう。義理の母で、ゆめたろう」
ガスト?!
翔んで埼玉が映画で放送され、話題になりましたね。
埼玉に住んでいると、映画の内容が結構呑み込めて面白かったです。
GACKTさんや二階堂ふみさんをはじめ豪華なキャスト。
先日、義理の母と世間話をしていると、翔んで埼玉の話題になり、次第に出演者の話にもなりました。
そのとき、義理の母が「翔んで埼玉に出ているあの有名な俳優の名前は何だったけ?」
「マレーシアに移住したあの俳優だよ・・・思い出した。ガスト!」
ガスト?
お母さん、ガストは人ではないです!
ファミレスです!
似ているけど、全然違います。
もちろん、GACKTさんですよと、訂正したことは言うまでもありません・・・
ウーロン茶
奥さんの実家に帰ると義理の母がいつもお茶を出してくれます。
いたって普通の光景ですね。
でも、お茶を出してもらうまでのやり取りがちょっと独特なのです。
先日も、リビングでテレビを見ていると、「冷たいウーロン茶でいい?」と義理の母。
「お願いします」と私。
緑色の液体が出てきました。
そう。冷たい緑茶です。
あえて指摘は・・・いたしません。
義理の母の中では、ウーロン茶は緑茶。これが本人の中で正解なのです。
いつも美味しくいただいております。
感謝!
以上、また面白い言い間違えがありましたら、アップしてみます。