群馬県から栃木県の足尾を抜け日光へ向かう国道122号線沿いに道の駅くろほねがあります。山が近く自然も豊かで、渡良瀬渓谷沿いでもあります。
栃木方面からくる人や群馬方面からくる人で休日はにぎわっていて、お昼時ともなると「やまびこ」の自家製手打ちそばや、地粉100パーセントの手打ちうどんを求めてたくさんの人が来店されます。
もちろん、地元野菜の直売やこんにゃくなどの加工品も販売していますが、今回は「やまびこ」の天ざるそばの話。
先日、3連休最終日ともあってか、お昼の時間帯をずらした2時過ぎに立ち寄った時も沢山の来客で35台あまり駐車できる駐車場がいっぱいでした。
栃木からの帰り道、どこかでお昼を食べようと立ち寄ったわけですが、食事のできるやまびこでは、手打ちそば、地粉うどん、もつ煮、朝卵ごはんなどメニューがあり、そばの種類もかけそばから、山菜そば、まいたけそば、てんぷらそばというようにバリエーションがありました。もちろん地粉うどんも同様に。
観光に行くとついついそばを注文したくなるのですが、やまびこのそばもおいしく満足でした。
さて、注文したのは、お伝えした通り、天ざるそば。
950円という価格で十分なボリュームだと思います。
そばは、二八そばで、多少のボソボソ感があり、見るからに田舎そば。
てんぷらには、なす、カボチャ、みょうが、インゲン、そして群馬名物のマイタケ。
まず、そばをつゆにつけて食べれば、素朴なそばの風味と食感がのどを通過。
そばにはルテインが含まれているとされ、目に良いとか。
そういえば、白内障を患ってからそばを良く食べるようになったことを思い出しました・・・
次にてんぷらをつゆにつけて食べれば、サクサクの衣と、だしの効いたつゆがマッチ。
カボチャはホクホク。
ミョウガのてんぷらは初めて食べましたが、熱で温められたミョウガ特有の香りがまろやかになり鼻に抜ける感じ。ミョウガのてんぷらって意外と美味しいです。
インゲンも意外にホクホクするんですね。
マイタケは特有の香りが引き立ち、キノコ独特の繊維な感じとふっくらとしたみずみずしい食感がサクサクの衣に良く合い美味しいです。
茄子もほっこり。
つゆにてんぷらを付けることで、油が染み出しコクが出る感じがします。
天ざるそばは、分量的にも丁度よく、コスパも良いと思います。
ちなみに、地粉うどんを味見させてもらいましたが、太麺で小麦の味が良く出ている、ぶっきらぼうなんだけど優しいうどんといった印象でした。味はもちろんGOOD。
道の駅 くろほね・やまびこ
376-0144
群馬県桐生市黒保根下田沢91-4
0277-96-2575