群馬, 長野

鬼押出し園の浅間山観音堂までのコースを歩く

 

鬼押出し園といえば群馬県と長野県の県境にある浅間山の大噴火で出来た一面溶岩の岩の空間。

 

岩野原というか、恐怖さえ感じる二次元のような世界。

スポンサーリンク

 

かつてここには原生林が広がっていたのでしょうが、浅間山の大噴火によって流れ出た溶岩で死の世界へと変貌をしてしまったのです。

 

とはいっても、今はところどころ草木が生えています。

  

鬼押出し園に行くと、浅間山は今でも活動をしているため噴火の恐怖を感じずにはいられません。

 

日本列島の真下は常に活動をしているのだなあと、鬼押出し園に来て浅間山て見るとつくづく感じます。

 

自然は優しく、恵みをたくさん与えてくれる反面、恐ろしい存在でもある。

 

そんなことを、鬼押出し園に行くと再認識させられます。

 

確かに、浅間山、白根山、榛名山といったように群馬県内を見ただけでも火山は複数あり、火山の近くには温泉が湧き出しています。

 

温泉に浸かって体を癒してくれるのも火山のおかげでもあります。

 

さて、鬼押出し園は群馬県吾妻郡嬬恋村にあります。

 

上信越自動車道の碓井軽井沢インターを降りて、中軽井沢を経由し鬼押ハイウェイを通れば約45分で到着です。

 

駐車場は第4Pまであるのでたくさん駐車できます。

 

 

しかも駐車料金は無料。

 

いざ入場とうことで、まずは入場料をお支払い。

 大人650円。

こども450円。

スポンサーリンク

 

今回は、表参道から東叡山寛永寺別院の浅間山観音堂で参拝をして裏参道を折り返してくる約1キロのコースをめぐりました。

 

 

そこでまず、浅間山観音堂とは何か?

 

以下パンフレットより。

 天明3年(1783年)に起こった浅間山の大噴火では、近隣の村々をはじめ、一千名以上の方々が犠牲になられ、その影響は関東一円にまで及びました。

時の寛永寺山主であられた輪王寺宮公延法親王は、失われた近隣の方々への住居を手配するなど、被災者救援に手を差し伸べるとともに、みずからも現地に赴き追悼の法会を行っています。

また、昭和28年には地元鎌原村の要請に応じ、罹災者の170年忌の法会が寛永寺住職親修のもと執行され、このような歴史的な背景もあって昭和33年に現在の地に寛永寺別院として浅間観音堂が建立されました。

以来、現在までの罹災者の慰霊とともに、参拝者各位の安穏を祈り「鬼押し出しの厄除け観音」として信仰を集めております。

 

東叡山寛永寺とは。(パンフレット一部抜粋)

寛永寺は元和8年(1622年)、開山天海大僧正が、徳川2代将軍秀忠公と相談し、幕府の安泰と天下泰平を祈る道場として創建が決められた寺院で、3代家光公の寛永2年(1625年)に正式の発足しました。

山号の東叡山とは東の比叡山を意味し、寺号に年号を詔勅を得て用いたのをはじめ、その後の造営も比叡山に倣って行われています。

 

さてさて、入園料を支払い、陸橋を進むと右手には重厚な建物のレストハウス。

 

 

食事と軽食ができます。

 

正面にはお土産屋さん、左手側に赤く立派な惣門。

 

 

惣門は、もともとは寛永寺境内の勧學講院表門として使われていたものですが、昭和41年にこの地に移築されました。

 

勧學講院とは日本で最初の講義を伴う公開型の図書館。

 

惣門では二天尊像が迎えてくれます。

 

右手側が持国天。

 

 

左手側は増長天。 


 

惣門をくぐると、そこからは溶岩で満たされた世界。

 

 

ところどころに草や木が茂っていますが、噴火当時は真っ赤な地獄だったのでしょう。

 

木々や草、生き物の存在を許さない灼熱の世界。

 

でも、これから何千年という時をかけて生命が命をはぐくむことができる大地へと変貌するのだと思います。

 

かつての地球誕生の時のように。

 

こんな地獄のような世界に突然取り残されたら・・・

 

考えも付きません。

 

ですから、噴火当時はこの周囲の方々は生きることに精一杯だったのだと思います。

 

一面溶岩の世界から天に向かってそびえたつ浅間山。

 

 

その雄姿は勇ましくもあり、恐ろしさもあります。

 

鬼押出し園一帯を支配している王者の貫禄。

 

山頂付近では噴煙を上げています。

 

それでも、山頂から上に目を向けると優しく包み込む日差しと青空。

 

浅間山をなだめている様にも思えます。

 

溶岩の岩の中を縫うように作られた参道。

 

 

入園してすぐには地獄の世界と感じていたのに、歩き進めるうちに浅間山観音堂が罹災者の慰霊と参拝者を見守ってくれている優しい世界へと続く道のりと思える。

 

参道の先には観音様がいる・・・

 

ここは地獄と天国が入り混じった空間なのか・・・

 

参道の周囲には溶岩が大きな岩のようにそびえ立っていたり、生き物の形に見えたりするので眺めていても楽しいです。

 

途中のヒカリゴケの見える風穴は一見の価値あり。

 

 

薄暗い穴の中で緑色に輝いている。

 

 

生命の力強さと美しさ。

 

惣門から500メートルくらい歩くと水盤舎が現れます。

 

 

手水舎ですので、手と口を清めてから観音堂へ向かいましょう。

 

 

ちなみに、水盤舎の水は飲めます。

 

溶岩地帯の地下水です。

 

冷たくて美味しいお水です。

 

水盤舎の反対には鐘楼堂が見えます。

 

 

鳥っぽい岩も。

 

観音堂まであと少し。

 

夫婦岩か・・・

 

 

赤い橋を渡れば浅間山観音堂。

 

 

天国への架け橋。

 

一面地獄のような世界から観音様がいる穏やかで平和な世界へようこそと言わんばかりの景色の代わり様。

 

参拝の前に、橋の手前にある鐘楼堂で平和と安全を祈りながら一突き。

 

 

観音堂は立派な建物。鬼押出し園が一望できます。天気が良ければ遠く山々も一望できます。

 

 

サルみたいな溶岩岩。

 

 

浅間山観音堂には寛永寺に安置されていた聖観世音菩薩像をお迎えし安置されています。

 

天明の大噴火で犠牲となった方々の供養と鬼押出しの厄除け観音として信仰されています。

 

浅間山観音堂では鬼みくじを引くことができます。

 

 

五色の鬼カードが決断を促し勇気を与えてくれるお守りです。

 

おみくじ自体は末吉でしたが、緑鬼のカードが入っていました。

 

技芸上達・身体堅固です。

 

今、仕事もレベルアップを図っている途中です。

 

将来のために。

 

きっと緑鬼が勇気を与えてくれるはず!

 

参拝を終え、帰り道は裏参道。

 

 

下っていくうちに浅間山観音堂を見上げるようになりますが、途中にフォトスポットがあります。

 

そこで取るとこんな感じ。

 

 

浅間山と観音堂がきれいに映ります。

 

いわば天使と悪魔。

 

溶岩地獄の中に佇む仏のいる平穏な世界。

 

できれば、自然災害もあってほしくないし争いごとはあってほしくない。

 

みんなが平穏で安心して暮らせる世の中であってほしい・・・

 

そんなことを願いに込めた参拝でした。

 

参道にはワンちゃんの給水所もありますので、愛犬を連れてきても安心ですね。

 

 

浅間山観音堂までのコースは鬼押出し園をめぐるコースの一部ですが、十分に観光ができると思います。

 

元気な方は奥の院まで行ってみては。

スポンサーリンク

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください