コペン

コペンで京都までの往路500キロを走破。小さい車だけど楽しい高速ドライブができた。

先日、コペンで京都に行ってきました。

 

まずは、小さなコペンで往路の片道500キロ走破です!

 

小さい車だけど楽しい高速道路の超ロングドライブ!

 

結局、帰りもありますから、往復で1000キロを走破したのですが、まずは、往路に付いて。

 

自宅を出て、通過した県は東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、京都府。

 

一気に多数の県を駆け抜けるのは初めてでした。

 

コペンにとっても。

 

しかも、台風が通過する天気の中。

 

時間がかかり大変でした・・・

 

でも、無事に京都に到着することができました。

 

めでたしめでたし。

 

で、話は終わらず、しばしお付き合いください。

 

京都までは、東名高速道路の東京インターチェンジから入り、京都南インターチェンジで降りました。

 

予定ではずっと高速道路の走行のはず・・・だったのですが、先にお伝えした通り、台風の大雨で静岡県内では冠水や土砂崩れ、橋の崩落があり、東名高速も第二東名高速も大雨の影響で一部区間が通行止めになりました。

 

確か、富士インターチェンジから浜松インターチェンジの間です。

 

走行中、雨が強くて前が見えないくらいだし、雷が鳴り響き、運転が怖いくらいでした。

 

車内に流れるテレビのアナウンスで台風情報を聞き、まさに今走っている静岡に河川の氾濫情報や道路の冠水の情報などの災害情報や警報が出ていて、我が身や静岡の方々の身の安全が心配になりました。

 

どうか皆様が無事でありますように!

 

しかも、小さなコペンでは、道路の冠水に遭遇すればすぐに水没してしまうし、川が決壊すれば流されてしまう。

 

静岡通過時の話を先に綴りましたが、自宅を出発する前からも台風が近づいているニュースを見ていたので、こんな天気の時に行かなくてもいいのに・・・と、頭をよぎる。

 

そう思いながらも、翌朝9時頃京都に到着するための出発予定時刻の夜11時までギリギリまで迷ったのですが、行くことに決めました。

 

中々、京都に行く機会がなく、ホテルも予約をしたためなんとか行きたかったのです。

 

もちろん、天候が悪くて、運転することが危険と判断した場合にはサービスエリア等で待機し、引き返すつもりでもいました。

 

さて、東名高速道路の東京インターチェンジから、名古屋方面に走り、大雨の中、海老名サービスエリアと足柄サービスエリアで休憩と台風の様子を見ながら走り進み、通行止め区間に差し掛かかり、富士インターチェンジから一般道へ。

 

静岡県内は、夜空(と言っても大雨の雲ですが)が青白く光るくらい雷が鳴り響き、台風のすごさを肌で感じます。

 

一般道では、国道1号線をひたすら名古屋方面へ走行をしましたが、台風の悪天候の中でも、物流のトラックはたくさん走っていますね。

 

トラックの巻き上げる水しぶきも小さなコペンには大雨のごとし。

 

それにしても、物流が滞らないよう、そして時間に間に合うように届けるプレッシャーは台風よりも強い。そんなオーラをトラックたちから感じます。

 

改めて、長距離トラックのドライバーさんに物流が支えられているんだなって思い、皆さんの安全も祈るばかりでした。

 

静岡県内の一般道を走行中、冠水で水が引いた後の道路に砂利などが流されてきた跡があり台風の影響を目の当たりに。

 

次第に雨も小降りになり、掛川あたりで夜が明け、台風も通過して青空になりました。

 

掛川の道の駅では朝ごはんを兼ねて休憩。

台風からの緊張感から解き放たれ、15分の仮眠。

 

こんなにもホッとすることはあまりありません。

 

それにしても、早朝の晴れた清々しい空気は本当に気持ちがいい!

 

一休みができた後は、天気と同じように気持ちも入れ替え、出発!

 

浜松インターチェンジへの道中、天竜川は茶色く濁って濁流と変貌していました。

 

自然の驚異を感じながらも、人間はおごりたかぶってはいけないと教えられた感じがして、天竜川に畏怖。

 

やっとの思いで浜松からは東名高速に入ることができ、青空の元、念願の快適なコペンのクルージングスタート。

 

周りの景色を楽しむ余裕も生まれ、コペンを楽しむ時間の始まり。

 

と言っておきながら、さっそく浜名湖サービスエリアでドリンクの調達のためピットイン(笑)

浜名湖サービスエリアでは、浜名湖を眺めることができました。

大雨の影響で茶色く濁っている・・・

やはり台風の影響が大きい・・・

 

浜名湖サービスエリアでドリンクを調達した後は、鈴鹿サービスエリアで休憩を挟み一気に京都まで走り抜けました。

鈴鹿サービスエリアは鈴鹿サーキットのお膝元だけあって、レーシングスーツが展示されていたり、グッズも販売していました。

レースが好きな方にはたまらないサービスエリアですね。

 

それにしても、京都に到着したときには本当に小さなコペンで来ることができた!と、おもわず車内で叫んでしまいました!

 

コペンの超距離ドライブに付いての感想


さて、コペンは、車内は狭いですが、長身な私でも丁度良いドライビングポジションでシートに体がはまり、長時間運転していても運転の疲労が思うほど無かった印象です。

 

絶対に背中が痛くなったり、首が凝ったりすると思ったのですが、それも大丈夫。

 

おそらくですが、運転が楽しくて、運転に夢中になっていたからかもしれません。

 

コペンは軽自動車でありながら、ターボでパワーがあり、4速のオートマチックギアで加速が良く、アクセルを踏めば、グイグイ加速していく。

 

車高が低くて足回りが硬いため、高速巡行時やカーブでも安定して、車体も小さいため車線変更も比較的楽。

 

意図的に走行速度を時速80キロに抑えて、トラックの後ろを付いていく感じで走行していました。

 

前に走行している車がいないと、車体の小ささから煽られる可能性があるため、未然に防ぐ意味もあります。

 

時間は多少かかっても、安全を確保できて、ゆっくりな運転だったので体への負担も少なく、しかも、結果的に燃費が良かった!

 

リッター当たり20キロ以上走りました!

 

ガソリン代も抑えられて、軽自動車ですから高速代も安い。

 

片道1万円くらいで京都まで行くことができました。

 

コペンが高速道路を走っている姿は見なかったため、やはり長距離移動の車では無いと思いましたが、乗っている私からすると、高速道路の長距離運転は楽しいし途中のサービスエリアできちんと休憩をすればさほど疲労感も無いと感じます。

 

そして、コペンは飽きないですね。

 

益々、愛着が湧いてきました。

 

今回の京都までの往路の片道500キロが苦痛ではなく、楽しいの一言で言いきれるとまで思いました。

 

私が異常なほど運転好きなのかもしれませんが、コペンは、長距離運転の楽しさを秘めている車だと思います。

 

しかも、時速80キロでクルージングしているときが、エンジン回転3000回転で、エンジンから伝わる音や振動でのストレスが少なく、ちょうど良い。

 

いい調子でエンジンが回って、タービンが回って、ギアとタイヤが回って、気が付くとコペンの調子がいつもより良い印象も受けました。

 

アクセルを踏むといつになく良い加速とキビキビと走ってくれている印象。

 

もしかして、エンジン内部の汚れが高回転で巡行しているおかげで吹き飛んだ?!

 

そしてなにより、コペンが喜んでいる感じ。

 

とうのも、走りのフィーリングがいつもより気持ちよく、コペンの方から運転の楽しさが伝わってくる。

 

いつもより全然運転が楽しい!

 

楽しさが脳内に炸裂!

 

しかも、車内は2シーターで背もたれの後ろに空間は無いけど、この車内の空間が運転するぞっていうモードに私を切り替えてくれて、見知らぬ高速道路の走行でも私の神経を研ぎ澄ませてくれまたのかもしれない。

 

少しの興奮と、分泌されるアドレナリン。

 

気が付くとコペンと人馬一体。

 

確かに片道500キロは長いです。

 

台風の影響から、京都に到着まで12時間かかりました。

 

15分位の仮眠はしても、ほか一睡もせず運転。

 

でも、ホテルで就寝するまで、お寺の参拝も観光も元気に楽しむことができましたので、これも、コペンマジック?!

 

小さなコペンで京都まで行けたことに感動と驚きがありました!

 

ちなみに、鈴鹿サービスエリアで食べた柿の葉寿司が美味しかった!