約一か月半前にボクスターに起こった現象・・・
リアウイングが勝手に上がっていて、窓が開いていたあの現象・・・
そして、極めつけは、リアウイングの格納と窓を閉めようとエンジンをかけると、液晶画面に幌が開いているという内容の表示。
窓とリアウイングどころではなくなった心象はお察しの通りです。
もう気が気じゃない。
幌はちゃんと閉めていたのですから。
焦りました。
幌が閉めきれていないのかと、バックルを外してみると、幌が浮き、明らかにおかしい。
きちんと閉めようとスイッチを押しても閉まらない。
一旦開けてから閉ようとスイッチを押すと、バキっとロッドがの一部分が折れたわけです。
こうなれば修理しかありません。
販売店に運び即入院です。
そして、今日、修理が終わりボクスターが帰還。
やっと家に帰ってきました。
入院お疲れ様と一言。
メカニックの説明によると、コントロールユニット、破損したロッド、バッテリーを交換。
付け加えて、コントロールユニットは経年劣化で壊れたため、幌が閉まり切ったとことを感知できず、液晶に閉まり切っていないとの表示。
しかも、幌を作動させるモーターまでもがコントロールユニットの故障から本来の動きをせずにロッドを破損させ、止まる位置で止まらず閉まり切らなかったようです。
リアウイングもコントロールユニットの異常によって上がったまま下がらずにいたようです。
いやはや、コントロールユニットのご機嫌が斜めになるとどうにもできないわけです・・・
バッテリーも劣化していたため交換してもらいました。
近年の台風のような大雨にさらしておくと幌に悪影響があって、閉まらなくなるような話や高圧洗浄機で幌を洗ってはいけない話も聞かせてくれました。
ボクスター自体はよくできた車ですが、幌は結構デリケート。
そして助手席の下にあるコントロールユニットは、窓を閉め忘れて雨に降られたような場合には雨が侵入して壊れるとのこと。
オープンで走っていて大雨に遭遇したときには、安全な場所に止めすぐに幌を閉めないといけませんね。
今回の修理代は、税込みで164000円。
ポルシェということを考えると、安くはないけど、ビックリすような金額でもないはず。
さて、これからもボクスターとオープンドライブを楽しむぞ!