妹の結婚式を二荒山神社で挙げた後は、神橋を新郎新婦と親族で渡りました。
神橋は日光東照宮の前を通る日本ロマンチック街道(国道120号)に沿って流れる大谷川に架かる朱塗りの木造橋です。
その歴史は766年に始まり昭和48年には一般公開され、現在では渡橋料を支払うことで渡ることができます。
神橋は二荒山神社の建造物で国の重要文化財に指定されています。
平成11年12月には世界遺産に登録もされ、日光では東照宮や二荒山神社と並び観光スポットになっております。
また、構造が独特であることから、山口県の錦帯橋、山口県の猿橋と共に日本三大奇橋に数えられています。
これだけでも一見価値があります。
そんな神橋ですが、日光東照宮に行かれた方は見たことがある、もしくは渡ったことがあると思います。
切り立った一枚岩の中腹から大谷川を渡り対岸を結ぶ姿は、険しくも威厳のある雄大な大自然の中に、優しさと柔らかさ、そして優雅な曲線美を表現する姿は、まるでこれから家庭そして家族を支えていく新郎とその新郎を支え、いかなる時も二人力を合わせてこれからの未来を歩む二人を見ているかのようでした。
妹は、自分と性格が似ていて、人なつっこく、自由奔放でだれとでも仲良くしてしまうので、うれしい気持ちの反面、お嫁に行ってしまい、中々会いづらくなってしまうさみしさも感じました。
しかも、初冬の寒さが、そんな気持ちに拍車をかけて・・・
でも、良い相手に出会い、幸せそうな笑顔を見ていると、ああよかったと思えます。
新郎さんも良い人で、二人なら絶対に楽しく素晴らしい家庭を気づけると確信しています。
さて、神前式の後は、神橋を渡る新郎新婦は後を絶えず、この日も、一番手の挙式組がおり、自分たちは2番手、その後も二組いたそうです。
朱塗りの神橋と白無垢の新婦の姿は本当に感動!
大自然のキャンバスに紅白。
かつて日本での挙式はこんな風景だったのかな、なんて、いにしえの時代を感じながら、目の前にいる一番手の新婦も二番目に神橋を渡っている妹も多少雲がかかっていながらも日光の大自然の日の光を集め輝いていました。
橋の上では新郎新婦そして家族、親戚一同で、二荒山神社より渡された紙飛行機を掛け声に合わせて一斉に投げました。
真っすぐ飛ぶものや、真っ逆さまに下に飛ぶもの、左右に飛んで行ってしまうものなど様々ですがこの良縁に感謝して。
神橋の真下には雄大な大谷川。
本当に清々しく素敵なところ。
今まで出席した結婚式の中で一番感動でした。
神橋を渡りきるころには、新婦の真っ白な姿に通りがかる観光客も足も止め、みんなカメラのシャッター切っています。
神橋の後は披露宴会場へ。
妹の姿を笑顔で、そしておめでとうと足を止め声をかけてくださった、観光客の皆様ありがとうございます!
そして、この結婚式にご尽力下さった二荒山神社、ブライダル会社のスタッフの皆様、披露宴会場を提供くださったホテルの皆様、本当にありがとうございました。