善光寺を初詣した後は北向観音に向かいました。
早朝6時に善光寺に初詣した後に、北向観音に向かうのは結構体力が必要ですが、善光寺だけでは片詣りになってしまうので、北向観音の参拝をしたくなるのです。
というのも、善光寺は極楽浄土という来世へのご利益があり、北向観音は現世へのご利益があり、また、善光寺は南を向いていて、北向観音は北を向いていて向き合っているのでどちらか片方だけでは、片詣りになってしまうからです。
ということで、善光寺から、元旦の晴れ空の元、長野インターから中央自動車道に乗り、更埴インターチェンジを上信越自動車道に入り、坂城インターチェンジを降りて、別所温泉方面へ初詣渋滞の心配をしながら一目散に走りました。もちろん安全運転で。
しかしながら、元旦の空気は一味違う。
なんとなく明るい感じがするし、山々が活き活きとしている様にも感じる。
初日の出が特別なエネルギーを降り注いでくれたからかな・・・
温かみも感じる。
さて、上信越道から見える、真っ白な山々を横目に、別所温泉に到着すると、初詣の車で渋滞ができていました。
でも、麓の駐車場には空きがあったので、渋滞を避けるためにもすぐに駐車。
北向観音から近くても、離れていても駐車料金は1回500円ですが、渋滞の時間のロスを考えると多少離れていても停められる駐車場に停めたほうがいいです。
駐車場から北向観音までは徒歩で約10分くらいでしたが、温泉街を抜けていくので、散策のような気持ちで歩けば、そんなに苦にはなりません。
参道手前からは参拝者の列ができていました。でも、きちんと警備の方が、一定数が進んだら前進するというように、境内への入場人数に制限をかけているので、押されたり割り込みはりませんでした。
参道沿いにはお店があるので、参拝待ちの時間もお土産を眺めたり、カフェのメニューを見たりしているといつの間にかに列が進んでいるような状態で待ち時間はほんの10分くらい。
途中、大きな招き猫もお出迎え。
商売繁盛、宜しくお願い致します!
本殿手前の階段に近づくに連れて、もうすぐ両詣りが完了するという気持ちにも満たされてきます。
そして、階段を上がれば、そこは本殿。
本殿内は、こじんまりとしていながらも、参拝者で賑わっていて活気があります。
両手を合わせ、商売繁盛と家内安全、健康をお祈りさせていただき、ご本尊様(千手観音菩薩)へ一礼。
今年も、目標を達成したいし、人様のお役に立ちたいです・・・
令和最初の元旦に善光寺と北向観音の両詣りをさせていただき、一年の抱負と仏様、ご本尊様にお祈りができ、自信を持って一年を過ごせそうです。
参拝を終え、帰り際には、境内に立派な夫婦杉。
一本の幹から枝分かれている様子。
それにしても立派です。
支えあって、冬の寒さに耐え、台風のような強風にも耐え、しっかりと地に足付けて支えあっている。
こんな未熟な私ですが、立派になれるように頑張らなくてはと励まされた感じがしました。
ということで、今年も頑張りましょう!