「ありがとう」という言葉は魔法です。
この一言で夫婦の絆が深まることを実感しています。
というのも、妻がご飯を作ってくれたときや、洗濯してくれたとき、肩をもんでくれたとき・・・「ありがとう」と伝えると、逆に私自身が、お皿を洗ったとき、トイレを掃除したとき、車で駅まで送っていったときなど事あるごとに妻からも「ありがとう」と言ってくれて、結婚した時よりも、お互いを思いやり、信頼関係が向上していて実感があるからです
ところが、友達や先輩には、「ありがとう」の言葉をかけられるはずなのに、夫婦間となると、いつも一緒にいること・やってもらっていることが当たり前になって「ありがとう」の言葉をかけることを忘れてしまったり、面倒くさくなって言わなくなってしまうこともあります。
恋人時代には「ありがとう」を言っていたのに、夫婦になると急に恥ずかしなって言えなかったり、妻が仕事を辞めて家事育児に専念することになったとたん、オレが稼いできているんだという気持ちになって、「ありがとう」を言わなくなってしまうこともあるかもしれません。
普段から妻に「ありがとう」をかけていますか?
コミュニケーションの中に「ありがとう」も
夫婦の会話は大事だということは一般的にいわれています。
コミュニケーションを取って、きちんと気持ちを伝えないと、お互いの行動や言動、考え方が理解できません。
でも、コミュニケーションだけでは100パーセントの信頼関係ができるかというと、そうでもありません。
そのコミュニケーションの中に「ありがとう」という感謝の気持ちの言葉を組み込むことでさらに信頼関係が向上するのです。
例えば、妻が下着を洗濯してくれました。
妻から「洗濯しておいたよ」の一言。
夫が「うん」の返答。
妻は「あなたの下着を洗濯をしてあげたのにうんって何」、「してあげて当たり前かよ」って思うはず。
逆もしかり。
「ありがとう」を一言かけるだけで、洗濯してあげることができて良かったと思ってくれます。
喜んでくれて良かったと思ってくれます。
この良いサイクルが続けば、いつも気持ちよくお互いが過ごせます。
我が家はいつも「ありがとう」
我が家は、妻がご飯を作ってくれたとき、洗濯してくれたとき、コーヒーを入れてくれたときとうようように日常してもらっていることに感謝を込めて「ありがとう」と言っています。
そして、「いつも一緒にいてくれてありがとう」と。
妻がいつもそばにいてくれるから、今があります。
「ありがとう」は思いやり
「ありがとう」の言葉は、お互いが思いやる気持ちの表れです。
お互いに思いやる気持ちがあるから言えるのです。
お互いに思いやることができれば自然に出る言葉なのです。
そして、お互いに思いやることができるからうまくいくのです。
日ごろから「ありがとう」の一言をかけるだけで会話の何倍もの絆が深まります。
だから「ありがとう」は魔法の言葉なのです。
ですから、夫婦の間でも感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を言いましょう。