987ボクスターのシートベルトのタング(金具)が内装を剥がすので注意

 

2代目のポルシェ987ボクスターに乗っていると、知らずのうちに内装が剥げてくる部分があります。

 

それは、シートベルトを格納した時のタングと呼ばれる金具の付近(シートの外側側面までも剥げます)。

 

その理由は、シートベルトのタングが当たるからです。

 

そして、タングが当たるのには2つの原因があります。

 

原因其の一はシートベルトを外した時

例えば、目的地に到着してシートベルトを外した時がそうです。

 

シートベルトを外して握ったタングから手を離すと勢いよくシートベルトが格納され、タングが格納付近に当たります。

 

何度も当たっていると、当たった衝撃で塗装面が剥げていきます。

 

ベージュの内装の場合、下地の黒が出てしまうので、まだらになってなんだか格好悪くなってしまうというか、ショック!です。

 

自分が気を付けていても、助手席に乗った人が、外したシートベルトから手を離すと勢いよく格納され、その際にタングが当たって剥げてしまいますし、だからと言って、丁寧にシートベルトを外してとも言いにくい・・・

 

理由其の二は走行中の揺れ

助手席に誰も乗っていなくても、格納されたシートベルトのタングがブラブラと車の揺れに合わせて内装にこすれたり、当たったりして徐々に塗装が剥げていきます。

 

揺れでこすれると塗装が薄くなって、だんだん下地が見えてきます。

 

また、ボクスターの足回りは硬いです。

 

シートの外側側面には、シートベルトを外した時に当たる以外にも、車の揺れの際、タングが擦れると同時に当たることがあります。

 

当たっていくうちに、ささくれのように色が剥がれていき、下地が見えていき、目立ってくるので、気になっていきます。

 

シートの外側側面は、窓越しから見えるので、何だかみっともないというか・・・

 

987ボクスター(に限りませんが)の内装は塗装されていますので、センターコンソールやダッシュボードも色が剥げることがあります。

 

でも、シートベルトのタングが格納中に、車の揺れでこすれて塗装が剥げるのは予想外。

 

分かってれば、透明なフィルムを貼って予防する方法もあったのだけど。

 

これ以上、塗装が剥げるのも嫌なので、ベージュの人工皮革が売っていたので、カットして、事務用の両面テープで貼って保護しました。

 

強力な両面テープだと、剥がす際に塗膜面まで剥がしかねないので緩い粘着性の両面テープを選びました。

 

人工皮革の色は合わないですが、良い策が見つかるまでの間はこれで十分。

 

でも、何の策もなく、よっぽど気になるようであれば、今後、塗装してもらおうと思います。

 

ということで、987ボクスターに乗る際には、シートベルトのタングが原因で内装の塗装が剥げることがあります。

 

気を付けましょう。