メルセデスベンツといえば、知らない人はいないドイツの高級車ですね。
その中でも、中古の2代目Mクラスが意外にお手頃感があって、コスパが良いと感じているのです。
もし、SUVの購入を検討している方がいらっしゃれば選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
二代目Mクラスは2005年から生産されたモデルになりますので、古臭さはありますが、でも、そこまでの古さでもないと感じています。
今のベンツのような洗練したデザインとはいかないまでも、エレガントで威厳もあって、多少角ばったデザインが、逆にまとまっている感じがしてオススメできる1台だと感じています。
以外と、ベンツは庶民には関係ないとか、維持費が高いんでしょとか、燃費悪いんでしょとか思うかもしれません。
確かに、新車のベンツは高いです。グレードが上がると維持費がさらにかかるようになります。
Cクラスでも、乗り出しで500万円くらいはするでしょうから、購入検討するには難しくなると思います。
Ⅿクラスの後継車種のGLEも新車価格で、諸費用込み1000万円にもなりますから、なかなか手が出にくいです。
でも、それは、新車の話。
新車にこだわりがあるとか、最新鋭の安全装備完備は必須ということは別として、お手頃にベンツを手にするのに、中古車で購入するという手段があるのです。
はっきり言って、ベンツは中古車で購入したほうが、コスパが良いのではないかと感じています。
とは言っても、最新モデルの中古は、国産車から比べるとやっぱり高く感じます。
でも、型落ちでしたらどうでしょう?
モデルチェンジ前のほうがもちろん中古価格は安くなりますし、さらにその前のモデルであれば、格段に安くなります。
さらに、最近はSUVが流行していますが、ベンツの中でも、このMクラスというモデルが、このSUVのモデルにあたり、車体は大きいものの、結構お手頃で、コスパが良いと感じています。
しかも、おススメは2005年から生産された2代目。
中古市場を見ても、100万円台からラインナップされていて、国産車のSUVを購入するよりもはるかに安いです。
後期型の3万キロ以下の低走行車でも200万円台。
しかも、M クラスはベンツの中でも中堅モデル。
威厳もあるし、風格もあるし、頑丈だし、乗っていて安心します。
狭い道ですれ違う時は、対向車がよけてくれることが多いです。
内装も、革を使っていますので、高級感もあり、ホールドしてくれるシートは座り心地が良いです。
まるで戦車のごとくずっしりとして落ち着いた走りは、特に高速道路は運転していて楽しいと感じます。
※戦車を運転したことはありません・・・比喩です(笑)
しなやかで乗り心地の良い足回りが、カーブで思いのほか踏ん張ってくれるので山道も安心。
もちろん、悪路も得意。
ベンツのSクラスに乗ってしまうと、ほかの車には乗れないなんていう言葉を聞いたことがありますが、ある意味、その言葉が当てはまるのではないかと感じます。
以前に乗っていたアウトランダーがおもちゃに感じるくらいですから。
アウトランダーも走破性が高く、居住性もよく、使い勝手もよく、すごく良い車です。
でも、Mクラスを見て、触れたときに、そう感じてしまったのです。
ちなみにMクラスはML350のことです。
3500㏄で280馬力近くあります。
力強い走りをしてくれますので、高速道路の移動は楽です。
サイズは、横幅が191センチありますので、都市部の駐車場は、隣との間隔が狭くなるため、気を付ける必要があります。
燃費は、一般道でリッター当たり5キロから7キロ。走り方や、渋滞で変わってきます。
高速道路ではリッター当たり10キロくらいは走ってくれます。
2トンの車が、リッター当たり10キロ走ることはそう無いことではないかと思います。
7速のATですが、パドルシフト付き。
そして、フルタイムの4WD。
クルーズコントロールやバックモニター、コーナーセンサーも付いています。
坂道発進の時は、後退しないようにアクセルを踏むまでブレーキが自動で効いてくれます。
その他、サンルーフやシートヒーターなどなど機能が付いています。
車検費用や維持費
ここで気になるのが、車検費用や維持費ではないでしょうか。
車検費用は、ディーラではなく、外車専門の中古車や車検を専門に取り扱っているお店に依頼すれば、何も交換等がなければ15万円でおさまるはず。
先日車検を受けてきたときは、
後ろのブレーキパッド交換
オイル交換
オイルフィルター交換
リアワイパー交換
で、22万円弱でした。
その前の車検は、16万円。
何も、交換がない状態では15万円の計算です。
国産車でも、ハリアーやクラウンのようなサイズでも、民間車検で10万円くらいでしょうし、ディーラーで受ければ15万円くらいはするはずです。
そう考えると、車検費用は、国産車と乖離しているとは言えません。
維持費の面ですが、オイル交換が量販店で交換費用含めて15000円。
オイルが8リッター入り、指定のグレードがあるため割高には感じますが、年間で5000キロくらいしか走らなければ、1年に1回の交換で十分です。
自動車税は3500㏄の基準の税額になりますので、58000円ですが、13年経過している個体は15パーセントが上乗せの税額になります。
ちなみに、13年経過で、車検時の重量税は40パーセント上乗せ。
タイヤは、多少減りが早いかなっていう印象はあります。なにせ、2トンもありますから。
ガソリンタンクは95リッター入りますので、空に近い状態で給油に行くと1万円では入りません。
半分になったくらいで給油するのが、お財布への影響が少ないです。
今のところ、故障はなく、自動車税と車検費用と車検時に交換したブレーキパッド等以外に、ガソリン代とオイル交換代くらいしか、かかっていません。
確かに、国産のSUVから比べると維持費がかかるといえます。
でも、MクラスがSUVのカテゴリーとはいえ、サイズ感からすると、パジェロやランクルと同じでしょうから、維持費の開きは縮まるといえます。
当時、新車で700万円以上したMクラスを中古で200万円で購入でき、ともすれば、中古の国産四駆動車よりも安い価格ともいえる値段でベンツのSUVを所有できることは、ベンツを所有できるという満足感、そして、ベンツという世界観を手ごろに知ることができるチャンスかもしれません。
以上の理由で、Mクラスを中古車で購入することは断然コスパが良いといえます。
維持費も意外に安く済むはずですので、SUVや四輪駆動車を検討している方は、二代目Mクラスを選択肢の一つにするのも良いかもしれません。
私自身、購入する前は、維持費の面や、故障はしないかなど不安でしたが、特に故障などもなく、人生の相棒として長く乗っていこうと思っています。