ボクスターといえばポルシェ。
ポルシェといえばスーパーカー。
スーパーカーといえば天気のいい日のたまのドライブやツーリングに行く車で、普段使いには向かない。
というような感じで考えがちですが、ボクスターに関しては、そんなことはなく、街乗りから、買い物、天気のいい日のオープンドライブ、ツーリング、旅行というように様々なシーンで使える車です。
購入する前は、普段使いには向かない車だと思っていましたが、乗ってみてそのイメージはなくなりました。
というのも、私自身、近所のスーパーにも乗って行きますし、駅まで妻の送り迎えにも乗って行きますし、軽井沢や御殿場などアウトレットやドライブにも行きます。
ツーリングなどのイベントにも参加します。
スーパーカーのツーリングにはボクスターはもちろん参加できますから。
サービスエリアで集合して、目的地までフェラーリやランボルギーニ、マセラティ、アストンマーティン、ポルシェほかスーパーカーたちと走るととっても楽しいです。
スーパーカーの官能的なエンジン音、スタイリッシュなデザイン、走行性能を間近で感じることができるのです。
街乗りと駐車場
さて、街乗りではさほど乗りづらさを感じません。その理由は、車幅が180センチという広すぎない点があると思います。
車幅が180センチを超えてくると駐車場に停めたときに窮屈さを感じます。
国産車に目を向けても、例えば、最近のSUVは180センチの車幅を超えてくる車種が増えています。
ハリアーやエクストレイル、アウトランダー、CX–5など。
セダンでも大型化してやはり180センチを超えてきます。
ミニバンの代表格のアルファードも優に180センチを超えています。
そう考えると、ボクスターの車幅は大きすぎないことがわかります。
駐車場に止めても左右のスペースに余裕が生まれるわけです。
ただし、車高が低いため、スペースがあるとは言え、乗り降りしづらいことは否めませんが、他のスーパーカーとは違い格納式の立体駐車場には停めることができますので、意外に扱いやすいです。
フェラーリやランボルギーニは車幅が190センチ以上ありますから、格納式駐車場には車幅制限で止めることができない場所が多いです。
また、ボクスターは目立ちすぎないため、例えば町中を走っていてもさほど目立つ感じはしませんし、駐車場に停めておいても際立って目立つわけでもないので、写真を撮られるようなこともないです。
フェラーリやランボルギーニが停まっているときに写真を撮られている風景を度々目にします。
買い物は二つのトランクに収納
トランクはフロントボンネット内とリアトランクにあり、荷物は結構入ります。
買い物や旅行のお土産もたくさん持って帰ることができます。
しかも、オープンにして幌を格納してもトランクスペースに影響がないため、荷物を安心して積むことができるのです。
旅行
足回りが硬いので長距離を走ると腰が痛くなることや、2シーターのため、シートを後ろに倒すことができないので、サービスエリアで一休みができないことがネックですが、加速が良く、良く曲がり、ブレーキも効きますので、高速道路や幹線道路を走っていても安定感は良いですし、乗っていて楽しい車です。
そして燃費も悪くなく、高原道路や海岸沿いの道でオープンエアーを楽しめます。
ツーリング
スーパーカーツーリングや、オープンカーツーリングなどSNSでいたるところでツーリングを開催しています。
ツーリングに参加することで人の輪が広がりますし、同じ趣味を共有できる人との出会いの喜びは何にも代えがたいです。
でも、スーパーカーに紛れると存在感が薄れてしまう・・・
ボクスターの良いところは、他のスーパーカーと違い、気を張って乗る必要はなく、普段使いできてしまうことろ。
思った以上に使いかっての良いスーパーカーといえます。
休日はドライブ
休日のあいている時間に、ちょっとドライブにでも行こうかなって思う気持ちを許してくれるボクスター。
「早く乗れよ!」ってボクスターが語り掛けてくれる。
だからそれに甘えて、休日はいつもドライブ。
首都高を流して、大黒パーキングで休憩。
知っている人も来る時があるから、その時は車の話。
人との出会いもつなげてくれるボクスター。
そんなボクスターは楽しい車です。
あと、中古市場を見てもお手頃価格で出回っていて、お求めやすく、壊れにくいですし、維持費も国産車とかけ離れているわけではないことがうれしいポイント。
86やBRZ、ロードスターを検討するときにボクスターも選択肢に入れてみては。