先日、仕事の師匠的存在から「経験がまだ足らない。知識はあるが経験不足だ」と言われました。
確かに、師匠から見れば経験不足です。認めます。
業界歴40年の人から見れば、足元にも及びません。
でも、知識があるっていいじゃない。
頭でっかちでもいいじゃない。
知識を増やすのも一苦労だし、増やしたということはその分、武器にもなる。
知は力なり。
知識があったおかげでお客様にきちんと説明ができたし、不意の質問でもきちんと答えられたし、交渉で条件をうまくまとめられたし、仕事がスムーズに進んだことも事実だし・・・
そもそも知らないと踏み込んだ話もできないし、交渉に負ける。
だから、調べて情報を頭に入れて、結果的に頭でっかちになってもいいと思う。
経験は、仕事をこなしていけば、場数を踏んでいけばついてくる。
いわゆる就業時間外に仕事で必要な知識を増やすのだって大変。
不動産にしろ、法律にしろプライベートの時間を使って調べて勉強するのだから、仕事に対して前向きじゃないとできないし、やる気がないとできないこと。
これも、本人の努力です。
でも・・・本当に大事なのは、知識と経験のバランス。
手に入れた知識を使って、場数をこなして、経験を増やしていくことで、本当の意味での成長ではないか。
結局は、どちらが欠けても、仕事を完璧にこなすことは難しくなる。
経験を積みつつ知識も増やす。
ちなみに、経験で得たことも、知識として残る。
過去の経験から、難題に直面しても、解決方法を見出すことができる。
逆に、本などで得た知識があれば、経験のないことに直面しても、活用して乗り越えることもできる。
事前に得た情報を頭の中でシュミレーションして、本番に挑むこともできる。
そもそも、経験の無いことに挑む前には、調べるはず。
でも、先に知っていれば、直前になってあたふたしないで済むし、突然問われたとしても即座に対応できる。
ですから、経験不足を補うため、本を読んだり、調べたりすることはとても大切なこと。
頭でっかちでもいいじゃないか・・・
経験は後から付いてくる。
そして、知識と経験を積み上げ、自分自身を成長させていく。
こんな感じで着地することができれば、鬼に金棒・・・だと思います!
最後に
いろんなことを知っていると、「いろんなことを知っていて物知りだね」と頼られたり一目置かれることもありますので、一生勉強ですね。