15年以上乗っているコペン。
2019年に撮った写真です。丸くて可愛らしいところがまたクセになりますね。
でも、さすがに老朽化してきて直すところが出てきます・・・
昨年のオイル交換時にエンジンオイルがエンジンのヘッドカバーの接合部分からにじみ出てきている、シールパッキン(ガスケット)が劣化しているので、ひどくなる前に対処したほうがいいと言われ、あまり修理費をかけたくないということもあって、エンジンオイルに添加する漏れ止め剤を注入して様子をみることにしました。
いわゆる外部漏れです。
メカニックの方には、もう少し漏れの状態がひどくなると、エンジンヘッドカバーのシールパッキンを交換しないといけなくなるかもしれませんと言われていました。
コペンの経年劣化も仕方ないのか・・・
そしてこの時の漏れ止め剤をエンジンオイル交換時に添加した結果は・・・
多少の効果があった感じです。
にじみが完全に止まったわけではありませんが、部分的ににじみ少なくなっている様子が伺えました。
劣化したシールパッキンが伸縮性や弾力性を回復してくれている感じがします。
でも、まだ一部漏れている様子がわかりますので、今回のオイル交換で再度注入しました。
その効果はいかに。様子をみてみます。
ちなみに今回注入したのは、モリドライブのブランドで販売されています「エンジンオイル漏れ止め剤」です。カー用品店やホームセンターでも販売しています。
使用方法は
①エンジンを止める
②エンジンオイル注入口のフタを開ける
③エンジンオイル漏れ止め剤を良く振ってから注入する。この時、3リットルから5リットルまでは1本入れる(注入量はエンジン内の総オイル量の10%以下にすること)
④エンジンオイル注入口のフタを締める
⑤5分間のアイドリングをしてオイル量がレベルゲージの適正範囲内かチェック
漏れ止め剤はエンジンオイルに添加です。間違えないでくださいね。
製品の説明による効果
①長期間使用で、硬化・収縮し劣化したシールの弾力を回復
②スラッジやカーボンを除去
つまり、エンジン内部には、Oリングやガスケット(シールパッキン)などのゴム製シールが使用されていて、長期間使用すると、硬化・収縮・ひび割れがおき、漏れやにじみの原因となります。
このエンジンオイル漏れ止め剤の膨潤作用で、ゴム製シール本来の弾力を取り戻し、エンジンオイルの漏れ・にじみを止めます。また、清浄作用で付着したスラッジやカーボンを除去しますということです。
300キロ程度走行すると効果が現れるようですので、確認してみようと思います。
ちなみに、劣化を超えて、完全に割れてしまっているような症状には効果は無いとのこと。
もし、にじみの改善が見られない場合には、シールの割れや破損、他の原因が考えられますので、ディーラーや板金屋さんで見てもらった方が良いです。
エンジンオイルが滲み出てきている症状がある場合には、修理の前にまず漏れ止め材を使ってみる価値はあります。
漏れ止め材自体は1500円くらいから販売されていますから。
エンジンオイルが漏れる原因で一番多いのがやはりエンジンのシールパッキンの劣化のようですね。
外部漏れの場合、このゴムでできているシールパッキンが経年で劣化していくと、伸縮性や弾力性が失われてきて隙間ができて、その隙間からエンジンオイルが漏れだすという仕組み。
時間がたった輪ゴムにヒビができて、縮んで伸びなくなって切れるような症状と似ています。
エンジンオイルが漏れると、エンジン内部のオイルが減っていきます。
エンジンオイルが減っていくのを放置しているとエンジンの焼き付きにつながり、エンジンが壊れてしまう恐れがあります。
漏れ出したエンジンオイルが周辺の部品に付着することで故障させてしまったり痛めてしまう恐れもあります。
あと、マフラーのような排気系のパイプに付着すると引火する危険性もあります。
ですから、エンジンオイルがにじみ出ているときは、ひどくなる前に対処したほうが修理費も時間も節約できると感じます。
前回は、トランクの雨漏れ、その前はエンジンルーム内の燃料ホースからのガソリン漏れ。
あと、助手席側の三角窓が落ちてきて、上がらなくなってしまったこともありました。
三角窓の開けっ放しは、雨風が防げなくなるので、手で引き揚げてガムテープで三角窓を固定してしのぎ、ディーラーで修理しました。
15年も経つと交換する部品が次々と出てきます。
そろそろエンジンマウントの交換もしなくては・・・