先日、親戚のところに遊びに行ってきました。
その親戚は70代にしてインテリアコーディネーターや小物のデザインを仕事にしています。本当に元気で若い!そして上品!
その親戚には、長年の仕事柄、ブランド品や品質の良い小物、洋服、家具や立派な家などを見てきて、その経験上に培われた言葉があります。
それは、「良いものを見て、触れて、感じること」。
最初は意味がよく理解できなかったのですが、今は理解できていると感じています。
良いものを見て、触れて、感じること
良いものは、良いものなりの理由があります。
もちろん長く持つことができますし、資産として価値があります。
でもそれ以上に、人間の中身を良い意味で変えてくれる効果があるのではないかと思います。
良い物に触れることで物の本当の価値や意味、作り手の思い、ブランドの歴史を知ることができ大切に使おうという気持ちになりますし、良いものを作るためどのように発想したかとか、良いものに囲まれることでの良い空気などを感じ取ることで感性を養うことができます。
そして、何より、良いものを持つことで自信が付き、そのものに見合うような人間になろうと思うようになれます。自分に付いた自身が向上心になり、さらに上を目指したくなもりますし、頑張ろうって思えるようになもります。
また、良いものには良い「オーラ」があると思います。ブランド品などの高級品が手元や身近にあると気分が良いですよね。
あと、ブランド店や高級グッズ店などには、ひるまず入ってみることも大事だとその親戚は言います。確かに高級店は入りにくいですし、自分の所得に見合わないから縁がないとか、営業されたらめんどくさいと思うと思います。
でも、高級店に入って良いものを見て触れることで自分の気分を高め、感性を養うことがとても大切です。
とある本には、所得が増えて幸せになれるではなく、幸せと思うから所得が上がっていくと書いてありました。気持ちよく毎日過ごしたほうが生活も向上できるというわけですね。明るい人や楽しい人の周りには人が集まりますしね。
だから、良いものに触れて、感性を磨き、前向きな人になり、良いものは良いと言える人になれれば今までと生き方が、がらりと変わると思います。
たいそうな話ではないですが、自分のケースでは、車の買い替えの際に中古の輸入車に買い換えました。中古で買えば手には届きますが、維持費や今のステータスから考えると、こんな自分が買っていいものなのかって最初は思いました。でも、背伸びして買ってみました。本当は単に欲しかっただけです・・・
でも、頑張って稼がなくちゃとか、この車に見合った人間になってみせると強く思いました。その延長に、自信が付き、意外とひるまなくるという良い意味での副作用が付いてきて、今では、前向きに仕事を面白がりながら、一生懸命取り組んでいます。突然、役職も頂き、前向き思考が加速している次第です。
余談ですが、輸入車は高いですが、やっぱり造りが良いです。これは乗ってみて初めて思いました。単に高いだけではない。頑丈に作られていることや乗る人の安全はもちろん、機能や材質の良さ、走る楽しさなどをきちんと備えています。塗装や組み立てにもそれなりに時間がかかっています。
時計もそうです。高級時計は金属の切り出しや加工に人の手間がかかっています。
そういえば、安い時計をいくつも買い集めた時期がありました。
でも、高級時計一点に絞り身に着けることで、訪問先での会社社長とお会いするときでも、自信をもって話ができるようになりました。時計に負けない自分という自信が後押しをしてくれたからだと思っています。意外と、社長クラスの方々は時計が好きなので話が合いますよ。
洋服も良いものは長く着ることができます。もちろん大切に着ますし、飽きないです。
結局、安いものをいくつも買っているのであれば、良いものを一つ買った方が大切にしますし、コストも安くおさまるとも付け加えて言えます。
話がそれましたが、良いもの、高級なものに触れることで、考え方や生き方が変ることを実感しております。決してねたまず、うらやまず、前を向く。欲しいものは欲しいと思い、それに向けて頑張る。やってみる。こんな考え方に変わることができました。
買わないにしても、ブランド店に入って触れてみるだけでも違うと思います。