ボクスターの青いレザーシートの引っかき傷補修はアドカラーがいいかも

987ボクスター後期型の青いレザーシートに引っかき傷が付きました。

 

引っかき傷が付いたのは助手席側のシートなのですが、レザーが青いため、引っかき傷が白く浮き上がっているような状態で、目立ちます。

助手席にバッグを置けば金具が当たり引っかき傷ができることもありますし、買った物をトランクに入れないでシートに置けば同様に引っかき傷ができることもあります。

 

気にしないようにしてはいたものの、やっぱり視界に入ってくると気になり、どうにか補修したいと思ってしまうものですね。

 

でも、補修業者に依頼をすると万単位の請求額が来るでしょうから、自分でお金を掛けずに補修したいと思ってしまいます。

 

試しにレザー用のクリームを塗ってみたのですが、引っかき傷は消えず、傷をつけてしまったという心の傷も消えませんでした・・・

 

そこで、何か良い方法はないかと調べていたら、アドカラーをいうレザーの補修材を知りました。

アドカラーは色が剥げて痛んだレザーの表面に塗り込むだけで、色合いが復活しレザーの傷を補修できるという商品です。

 

イメージとしては、例えば、ブラウンの革靴を履き続けて色が褪せていって、傷が付いているような状態の時に、茶系のアドカラーを塗り込むことで、色合いの復活とレザーの傷を補修できるといった感じです。

 

ホームセンターで取り扱っています。

 

ちなみに、大型のホームセンターか、手芸用品でレザーを扱っている店舗であればあると思います。

 

先日、300円くらいで買うことができました。

 

アドカラーを塗り込んだ結果

さて、実際にボクスターの青いレザーシートの引っかき傷にアドカラーを塗り込んでみました。

 

その結果・・・

 

離れて見ると引っかき傷が結構目立たなくなりました。(近くから見ると引っかき傷が分かりますが、アドカラーを塗らないよりはいいかも)

 

ただし、引っかき傷以外の部分にアドカラーがついてしまい、その付着した部分が微妙にシミのような感じになってしまいました。(薄めたアルコールとかでとれるかな・・・)

 

そうは言っても、離れて見るとアドカラーのシミ状の色はわかりにくいです。

 

でも、拡大した画像はシミとして見れるのでやっぱり丁寧に気を付けて塗るべきですね。

 

というのも、拭き取ろうとしても、周りに付着したアドカラーは落ちにくいですから。

 

落とせないからといってゴシゴシと拭きまくると、レザーを痛めますから、慎重にアドカラーを塗り込む必要があります。

 

では、シミにならないためにはどうやって塗るか

今回の引っかき傷のような場合、シミにならないように塗り込むにはどうしたらいいか考えてみました。

 

その結果思いついたのが、先端が細い楊枝などにアドカラーを付けて、引っかき傷に沿って上からなぞるように当てるような感じで塗る。

 

その後、指先で布を引っかき傷に沿ってなでるように拭き取る。

 

これで、引っかき傷内にアドカラーが埋まるので、周りに付くことは最小限になると思います。

 

ただし、引っかき傷にアドカラーを乗せすぎたなって思ったら、先端の細い楊枝などで、余分なアドカラーをすくい取るといいかもしれません。

 

アドカラーを乗せすぎた状態で、拭き取ると、余分なアドカラーが引っかき傷以上に伸びてシートに付着して色を付けてしまいますから、程よくですね。

 

引っかき傷に沿ってアドカラーが上手く乗れば、意外と目立たなくなりますから、やってみる価値はあると思います。

 

今回はシミ状に引っかき傷の周囲にアドカラーを伸ばしてしまったので、他の傷は慎重にやってみようと思います。