伊香保温泉と言えば、群馬県の名湯で有名ですね。
石段が続く温泉街。
旅館やホテルが石段を中心として山の斜面を切り開き立ち並んでいます。
白銀の湯や黄金の湯は日ごろの疲れを癒してくれるとても素晴らしいお湯です。
そんな伊香保温泉の奥地にあるのが、赤くたたずむむ「かじか橋」。
伊香保温泉の石段を上がり切ったさらに奥地にありますので、「かじか橋」まで足を運ぶ人は少なくなります。
でも、「かじか橋」は木々に囲まれて、温泉街のにぎやかさを忘れる静けさを持つ、とても癒されのに、とても映えるスポットなのです。
今回訪れた季節は夏なので周囲は生き生きとした木々の緑。
秋は燃えるような紅葉と赤くたたずむ「かじか橋」が我こそはと赤く輝きを放ちとても幻想的な景色。
夏は生命の息吹く緑の中、赤く存在感を主張する「かじか橋」が浮かび上がるようで躍動感も感じる。
これもまた幻想的。
そして、大自然に緩やかにアーチを描く優しい曲線美。
温泉街から奥に来ると気温も下がり、夏でも涼しい。
かじか橋の下には温泉が流れる川。
伊香保の温泉は鉄分を含んでいるため、空気に触れ酸化し赤茶色。
温泉の流れる川の色も含め、夏の「かじか橋」は緑と赤系の色で構成された景色です。
秋は赤系一色。
それでは、「かじか橋」をいろんな角度から見てみましょう!
駐車場がある方向から
木々をくぐる感じにおもむきと風情を感じますね。
楓が緑の雲を演出。
橋の下は川、上部は緑の雲。
平安時代の絵巻に出てくるようなたたずまいは、いにしえを想像させてくれます。
「かじか橋」の表札を入れた橋。
床板は風雨にさらされ、人々が通って良い意味で程よく使用感を感じる。
滑り止めが付いています。
曲線も間近で感じることができます。
渡り切った方面から
橋へのアプローチはクランクをしていて、こちらからは男らしさを感じます。
「湯沢」と表札があります。
下の川は湯沢という名前なのでしょう。
木々の緑の雲が橋の対面を隠して、神秘さを感じます。
渡り切った方面は、伊香保神社と石段方面と続く道が続きます。
石段方面の道からの姿
実はこちらからの「かじか橋」が一番きれいに映る感じ。
全体が写って、しかも木々に囲まれ、橋の足元に川のあたりも写真に写ります。
紅葉の季節は特に、石段方面へと続く道から写真を撮ったほうがキレイに映ります。
紅葉の季節に、以前写真を撮ったのですが、保存先が分からず、掲載ができないのが残念ですが、緑の季節もキレイです。
もみじ橋からの姿
「かじか橋」に並行して、もみじ橋があります。
このもみじ橋からは、「かじか橋」を木々の間から全体的に見ることができたり、木々が前面に遮り「かじか橋」をもったいぶるかのように映る姿も見ることができて、幻想的です。
「かじか橋」は四方から見ることができます。
小さな橋ですが、伊香保の名物として、私たち観光に来た人々を楽しませてくれます。
秋は紅葉、春と夏は緑、冬は雪景色を楽しませてくれる、四季を選ばない橋ですね。
夏の「かじか橋」は緑が息づく季節とのコントラストがとてもキレイです。