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知人の80歳の方は病院の待ち時間で読書。年齢に関係なく学ぶ姿勢はかっこいい

先日、目の定期健診で眼科医に行き、受付を済ませ待合室の椅子に座ると、隣の席にご高齢の女性が座りました。

 

久しぶりにお会いする知人の方でした。

 

この時、まだ私の事を分かっていない様子です。

 

知人と言っても、以前の職場で野菜を出荷する農家の方ですが、当時は、会うたびに世間話をしていたものでした。

 

なつかしい・・・

 

さて、この眼科は評判で待ち時間は結構長いのです。

 

一時間以上はあたりまえ。

 

午前9時に受け付けしても昼くらいまでかかることもあります。

 

そこで、私は待ち時間を有意義に使いたくて読書をしているのです。

 

待合室にテレビが、かすかな音量で流れていますが、せっかくの静かな空間ですから、ビジネス書や法律、会計のようなちょっと固めな本の読書をして、この眼科での待合時間を過ごしているのです。

 

さて、先ほど隣に座ったご高齢の女性は、久しぶりの私に気が付かずに、椅子に座ると本を開き読み始めます。

 

周りの順番待ちの方々はスマホを見たり、待合室で流れているテレビを見ていましたが、この女性は本を開き、その本を読む姿勢に、そして年齢に関係なく読書をしている姿勢に刺激をもらいました。

 

ちなみに読まれている本はビジネス書です。

 

途中まで読んでいる様子で、開いたページは後半部分。

 

診察までの待ち時間を有意義に使っているこの姿勢に、かっこいいと思わせてくれました。

 

お互い読書をしている中、ふと「待ち時間が長いですね」と会話をした瞬間に、「あれ!お久しさしぶりじゃない」と高齢女性。

 

気づいてくれました。

 

10年以上お会いしていなくても覚えてくれていたことに感動したとともに、読書をしているからこその記憶力強化もあるのかもと思いました。

 

活字に触れているとボキャブラリーも増えますし、刺激になりますから、本は読んだ方がいい。

 

今はスマホでの読書もありますね。

 

スマホで記事を読む方は多いと思いますが、本というアナログな方法で読むことで、文字に対して温かみを感じることができますし、ページをめくる感覚で、こんな内容が、何ページにあったかを覚えることもできます。

 

それに、待ち時間に何もしないで過ごすか、流れているテレビを何となく見て過ごすか、スマホゲームをして過ごすかと、過ごし方はいろいろありますが、流れる時間はみんな一緒です。

 

そんな時、あえて、読書をするのもありなのではないでしょうか。

 

学ぶことに年齢は関係ないとも思います。

 

80歳になったって100歳になったって学ぶことはあると思います。

 

人生は一生勉強です。

 

生涯、学ぶことに楽しさを感じられる人生って素敵だと思います。