簿記の勉強をしていると最初は貸方だの借方だの資産科目だの負債科目だの意味を理解することが大変で、テキストを読んでいても理解できないし、例題を見てもよくわからない。
しかも、考えていると時間ばかりかかって、全然進んでいる実感が湧かない。
あるとき、簿記の勉強が嫌になっていく。
私もそんな経験をしました。
やっぱり、何ページ進んだかで勉強をしたなっていう実感がありますから、致し方ないですね。
極めつけは、試算表や損益計算書の作成は勘定科目の仕訳をした後に表作成しますので、答え合わせをすれば1時間から2時間をあっという間に経過。
今日も進んだのが一問だけか・・・
なんて心の叫び。
でも、小さな積み重ねが、大きな結果を生み出します。
簿記の勉強が一歩づつ形になっています。
きちんと合格に向かって進んでいます。
ちょっと話がずれますが、仕訳の勉強段階で訳が分からなくて間違い続けたとしても、試算表のような表作成の問題に中で仕訳作業を丁寧に解いていくうちに、いつしか仕訳についてもきちんと理解して、結果的に試算表も作成できるようになっています。
さて、仕事をしている日々の中、一日一問しか表計算の問題が解けなかったとしても、10日で10問、1か月で30問の表計算の問題を解くことができます。
そう思うと、結構進んでいる実感がありませんか?
しかも、試算表や損益計算書の表計算問題を解く中で、仕訳作業がたくさんありますから、例えば、一つの表計算問題で仕訳作業が20個あった場合には、30日で600個の仕訳作業をしているわけです。
一つの仕訳作業を、単体の仕訳問題としてみれば、600問を解いたことになります。
仕訳問題とはいえ、いっきに600問を解くことは容易ではありませんよね。
つまり、一日一問の表計算問題が、大きな進歩を生んでいるということすね。
たしかに、目に見える形で結果が出ないと進んでいるのかな?大丈夫なのかな?って不安になります。
でも、きちんと進んでいます。
もし、表計算問題を解いていて、全然解けなくて諦めたくなったとしても、自分を信じて出来ると思って続けてみましょう。
10日後には理解してきて、30日後にはきちんと解けるようになっていますから。
途中であきらめるから負け。
続けて行けば、結果が出て勝てます。
勝てるのに途中で投げ出すのはもったいない。
進んでいない気がしているだけで、実際は合格に近づいています。
もしも、理解ができなくて途中で嫌になったら、試しに10日間限定で勉強してみるような、お試し期間を作って勉強してみては。
意外と理解してきたと思えたらそのまま続けていくのもあり。
簿記の勉強をしている中で、目に見える進歩を感じられなくも、きちんと進んでいます。
簿記はある日いきなり理解ができて、問題が解ける時もありますから。
私も、今、改めて簿記の勉強を始め、税金の勉強も併せて始めました。
皆様も一緒に頑張りましょう!