2代目ベンツML350(W124)のスピードセンサーの故障。早めに交換をした方が安全

メルセデスベンツの2代目ML350(W124)に乗っていますが、昨日スピードセンサーが故障しました。

故障が分かったのは、スピードメーターとタコメーターの間にあるインフォメーションディスプレイの画面上に「ABSトESPシヨウフカノウ マニュアルサンショウ」と表示され、メルセデスベンツの修理専門の板金屋さんで診断機にかけてもらったからです。

 

以前、左前輪のスピードセンサーの故障の時に交換を依頼した板金屋さんです。

 

診断機には、左後輪のスピードセンサーの故障の表示が出ていました。

 

そして、診断機に接続してすぐに故障の原因箇所である左後輪のスピードセンサーの表示が出ていたのですが、しばらくすると、インフォメーションディスプレイから故障の表示が消え、診断機にも正常にセンサーが作動をしているような動きが確認されました。

 

いざ故障の診断をしてもらおうと板金屋さんやディーラーに行くと正常に戻る「あるある」ですね。

 

熱があるから病院に行ったのに平熱に戻る「あるある」と同じですね。

 

いぜれにせよ、故障の表示が消えたからといっても、診断機にはちゃんと左後輪のスピードセンサーの故障が表示されましたので、正常に戻ったかのような状況に惑わされずにスピードセンサーを交換します。

 

さて、インフォメーションディスプレイの画面上に「ABSトESPシヨウフカノウ マニュアルサンショウ」と表示されたのは、突然の出来事でした。

 

それまで普通に走っていたのにコンビニに立ち寄ってエンジンを切り、買い物を済ましエンジンを掛けたら、黄色い三角の警告表示と共にインフォメーションディスプレイの画面上に「ABSトESPシヨウフカノウ マニュアルサンショウ」と表示されたのです。

 

このとき、車をバックしたくてセレクターレバーを「R」にスライドしましたが、「R」に反応せず、なぜか「N」に入り、車は動きませんでした。

 

一旦エンジンを切って、再度エンジンを始動してもやはり「R」に入らず。

 

仕方なく、ためしに「D」へセレクターレバーをスライドさせると、反応。

 

ギヤが入り前へ動こうとする駆動力を感じましたので、ためしに「R」へセレクターレバーをスライド。

 

やっと「R」に反応しバックができました。

 

なお、インフォメーションディスプレイの画面上に「ABSトESPシヨウフカノウ マニュアルサンショウ」と表示された場合には、この表示を無視することはできません。

 

スピードセンサーの故障やESPユニットの故障が疑われ、症状がひどいときにはABSが勝手に作動してまともに走らなかったり、止まっているのにスピードメーターが動いたり、エンジンがパワーダウンしたような力の無さを感じたり、「D」や「R」に入らず車が動かなくなったりして危険ですのですぐにディーラーや専門の板金やさんに連絡をした方が良いです。

 

そして、ディーラーなどの対応を聞いて修理に持ち込んだ方が良いです。

 

私自身、1回目のスピードセンサーの故障ではABSが勝手に作動して車が走らなくなったり、駐車中にスピードメーターが勝手に動き始めた経験があり、今回では「R」や「D」に入らなくなり車が走らなくなりましたから。

 

正直焦ります。

 

今回は、インフォメーションディスプレイの画面上に「ABSトESPシヨウフカノウ マニュアルサンショウ」と表示された時(夜中)から車の動きが正常でなくなり、自宅まで自走してあと少しの距離だったにしても恐怖を感じながらの運転でした。しかも、夜中に発症したのでディーラーも板金屋さんも連絡が付きません。

 

そして、翌日である今日、さっそく板金屋さんに診てもらい、スピードセンサーの修理を依頼。

 

ちなみに、ML350に限らず、ベンツはスピードセンサーが結構故障するそうです。

 

スピードセンサーは完全に消耗品ですから、1ヶ所故障したら4輪分全部取り換えたほうが無難なのかもしれませんね。

 

あと、スピードセンサーとは長い付き合いだと思った方が気が楽かもしれません。

 

でも、ML350は良い車です。

 

ずっと乗っていきたいので、大事にしてあげたいと思っています。