不動産と言えば、まず思い浮かべるのが家ではないでしょうか?
社会人になり、結婚して家族が増えると、自分の家が欲しくなりますね。
持ち家の良いところは、賃貸物件と違って子供が騒いでも気にしなくていいし、壁やクロスにイタズラをして絵を書いてもそもそも本人所有ですから原状回復義務がないので、自由に家を使えるところがあげられます。
資産にもなります!
もちろん、持ち家とはいっても、自費で直すところは修理しますから、ランニングコストがかかるのは当たりまえですが、やっぱり持ち家は、本当に帰れる家となるのでいいものですね。
ちなみに、家を持たず賃貸物件もアリではないかとも思います。
つまり、ライフスタイルに合わせて持ち家か賃貸かを選ぶのも大いにアリ!です。
賃貸であれば転勤に合わせて移住できたり、住んでみたい町を転々と移住することもできますし、実家に帰りたくなったらすぐに賃貸物件を引き払うこともできます。
どちらもメリット、デメリットを持っていますので、ご自身のライフスタイルに合わせて選択することがベストだと思います。
ただし、持ち家の場合には、無理をしてローンを組まないで欲しいと思うのです。
どうしても欲しい家があって、そして、何とかローンが組めたとしても返済は別の話ですから。
返済ができなければ、自宅は競売にかけられ他人の家になってしまいます。
夢だったマイホームが悪夢にならないように、しっかりと返済計画を組んでから購入して欲しいのです。
給与は年を重ねるごとに増えていく時代ではありませんから、ご自身の将来設計を考慮して、ファイナンシャルプランナーや銀行ともよく相談をして購入物件の価格や返済プランを決めたほうがいいです。
不動産屋さんは、売ってしまえばそこで終了っていうパターンが大多数でしょうから、ローンの限度額目一杯の物件を進めてくることもあるかもしれません。ですから、自分事のように無理のない物件を提案してくれるような営業マンがいいかもしれません。
帰る家に帰れなくなるのは寂しいですからね。
あと、この記事を書いている令和4年は首都圏の不動産価格が高騰しているので、お客様が買いにくくなった印象を受けます。
収入に対して不動産価格が高くてローンの事前審査が通らない話も聞くようになりました。
例えば、一坪50万円の土地が70万円や100万円になってしまって、30坪で計算すること1500万円の土地が2100万円、3000万円になり、さらに、このケースで言えば、家の建築費用を合算すると5000万円を超えてくる事例も多数見かけられる印象です。
え!こんなところで・・・と思うエリアまで高騰し、驚きが隠せないこともあります。
主要駅の周辺のマイナーな駅周辺とか。
周辺と言っても駅から徒歩20分とか・・・
とはいえ、土地価格の上昇には、世間の情勢や事情が関わってくるのでどうしようもありませんが、平均所得が上がらない昨今、家を買うハードルが高くなっていると思います。
建築費も上昇していますね。
建売価格も高騰しており、土地の面積を15坪前後に分割して販売価格を抑えているケースが都市部では増えてきました。軒並み3階建てになっています。
頭金がある方はその分を購入資金に充てればローンの負担が楽になりますし、期間限定がありますが非課税の対象としてマイホーム購入資金を親から贈与をしてもらうという方法もあるので税務署に詳しくヒアリングすることもおすすめです。
あと、不動産購入を検討されているお客様も、土地相場を調べておくとか、不動産取引の方法を調べておくとか、金利やローンのことも調べておいた方が、不動産購入で失敗を無くす秘訣かもしれませんね。