身近な疑問,

車カバーは必要なのか使ってみた感想とメリットとデメリット

今回は、車カバーが必要なのか使ってみた感想とメリットとデメリットを綴ってみようと思います。

まず、中古のポルシェボクスターを買ったタイミングで車カバーを購入しました。

というのも屋外駐車場を借りて駐車するので車カバーが必要ではないかと思ったからです。

中古とはいえポルシェであること、ボクスターは屋根が幌であるため雨ざらしにすることが心配なこと、中古で安く購入したとはいえ、元々高い車であるため人目に触れることが心配なことから、車カバーを購入することを決めたわけです。

カバーをしないで駐車していると、じーっと見ていく人が結構いました。

 

車カバーの購入先は、楽天で販売をしているカバーランドという会社です。

ディーラーでカバーを購入すると60000円位するそうですが、カバーランドでは13000円位でした。

金額の安さもメリットなのですが、カバーランドで扱っているカバーは生地の裏が起毛になっていて、車の表面に優しいことや、カバー内の湿気を逃がしてくれたり、雨にも強いことが良い点です。

しかも、カバーをかけた状態で、車の下から紐を2か所ましてバックルで固定できるので風の日でも飛ばなく安心です。

 

実際に、ボクスターにカバーをかけるのに5分もあれば十分です。外すのも5分くらいです。

ただし、車に砂ほこりが付いている状態でカバーをかけると傷になる可能性が大きいです

ただでさえ、カバーをかけるときに引っ張ってしまうと、引きずったような傷がどうしてもついてしまいますから、砂ぼこりが付いた状態で引っ張れば、ヤスリのような感じで傷がついてしまうのです。

カバーをかける前にほこりが付いていたら、洗車や水洗いして汚れやほこりを流してからカバーをかけたほうが無難です。

カバーの隙間から砂ホコリが入ってきますので定期的に水洗いした方が傷はつきにくいと感じています。

カバーを外すときは、一応、表面の砂ホコリを粘着性のコロコロで取ればきれいに使えると思います。

 

また、表面は撥水する仕様になっていますが、どうしても雨の多い日はカバーが濡れてしまい、さらに雨水を吸って重くなりますので、取り外すのに一苦労します。

車は濡れていない様子です。

外した濡れたカバーを保管する場所があればいいですが、家の中や車のトランクの中の場合、雨水がしたたり流れてきて濡れてしまいます。結構雨を吸っているので、置いておくと、風呂桶の水をこぼしたくらい雨水が広がることがあります。

自分の場合、雨の日は基本的に乗らないですが、どうしても乗らなければいけない時は、家の中にビニール袋を広げてから置きました。一日で畳半分くらいの水が広がっていたので、かなり水を吸っていたことが伺えます。
 
確かに、車を覆うわけですから、カバーの表面積は広いはずです。そのカバーが水を吸うわけですので吸水は多いですね。

 

風の日は、バックルできちんと固定しておけば飛ぶことはないので基本的に問題ないと思います。

でも、台風並みの強風の日に、バックルで固定していなかった場合、カバーは飛ぶ可能性が高いです。

強風だった先日、後ろのバックルを一つ固定し忘れたのですが、見事に強風にあおられてめくれていました。後ろも前もめくれていて、もし前のバックルを固定していなかったら、カバーは飛んでいました。

きちんと前後二つのバックルを固定していても、フロントバンパーとリヤバンパー部分がめくれる可能性はあると思います。でも、前後のバックルを固定しておけば、飛んでしまうことはありません。ですからバックル付きが良いです。
 
貸し駐車場や、自宅でも道路に面して駐車する場合は、いたずらや、車上荒らしが心配です。車カバーをかけることで防止効果や防犯効果が期待できると思います。カバーをしていれば車内は見えないですし、ましてカバーを外して車内を見るのは手間になるはずなので、いたずらや車上荒らし防止につながるわけです。

高級車やスポーツカーはかけておいた方が気持ちの上でも安心です。

 

夏場は紫外線が強くなります。車のボディの表面は高温になり、また、紫外線をダイレクトに受けます。

塗装の色が褪せる原因が紫外線ですので、カバーをかけることで紫外線から車を守ることができます。

また、直射日光で車内も高温になります。60度くらいまで上がるそうです。カバーがあれば車内も高温にならずカーナビなどの機器類の保護にもなります。

 

そのほか、雹が降ってきても多少のクッションになったり、鳥のフン害からも保護できます。

 

今まで車カバーを使い続けてみて、いたずらの心配はないと感じています。

雨の日も車が濡れることはなく、日光や紫外線からも守られているので安心しています。

でも、カバーをかけたり外したりする手間が面倒と感じるときもあり、しかも、一番気がかりな傷がつくという心配は付いてまわっています。

実際に、線状の傷が付いています。

出かけるときはもちろん、置いておいてもカバーの隙間から砂ホコリが侵入して付きますので、2週間に1回くらいは水で洗い流しています。

深めの傷がついたときはコンパウンドで消していますが、多少の傷よりも車の防犯や保護を考えるとしょうがないことなのかなって思っています

車の保管の仕方によって車カバーが必要か必要でないか分かれると思います。

ガレージがあれば必要が無いでしょうし、屋外駐車場であれば必要というか、あった方が良い商品だと思います

 

車カバーのメリットとデメリットのまとめ

 

メリット

 

①雨や紫外線、鳥のフンから車を守ることができる

②夏場の直射日光を遮るので車内が高温にならない

②ボディや車内が見えないため、いたずらや車上荒らしから車を守ることができる

③雹が降っても多少のクッションになる
 

デメリット

 

①カバーをかけたり、外すのが手間で面倒

②どうしても傷になる

③雨の日は外すと雨水がしたたるので保管場所に困る