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会社とは何か・・・会社はお金をもらいながら知識や技術を学べるところ

会社とは何かという疑問に、商品やサービスを提供する以外に、お金をもらいながら知識や技術を学べるところという答えが思い浮かべました。

 

みなさん、会社に入社する際には、希望した業界に身を置いて技術を身につけたいとか、学びたいとかの希望があったはずです。

 

その当初の希望を貫いている方はまさに、会社からお金をもらいながら、知識や技術を身に着けることができていると思います。

 

しかしながら、単純にお金が欲しいからという理由や生活のためとの理由で会社員になる方もいらっしゃいます。

 

確かに、生活をする上でお金は必要です。

 

でも、目的がお金や生活のためだけだと仕事自体が楽しくないし、仕事を最低限こなすだけで、給料以上には働かないなんていう考えを持つようになってしまう方も少なからずいます。

 

自発的に仕事をするよりも指示待ちの状態で、帰りの時刻や、休みの日を待ち遠しく日々過ごしている感じです。

 

でも、最初に申し上げた通り、会社はお金をもらいながら、仕事に携わるうえでの技術や知識を学ぶことができ、しかもその学んだ知識や身に着けた技術は自分の財産になります。

 

営業にしても、法律や経理の専門職にしても、着付けにしても先輩から教わり、技術や知識を身に着けながら、お給料まで貰えるのです。

 

通常は、法律の知識が欲しければ、学費を支払って専門学校に通わなければなりませんし、着付けの技術が欲しければ、やっぱりお金を支払って着付け教室に通わなければなりません。

 

年間で見れば数十万円を学ぶために支払わなければならないのです。

 

でも、会社に所属していれば、一人前になれるように会社側が経費をかけて教えてくれて、知識や技術を身に着けることができるのです。

 

しかも、お給料というお金をもらいながら、知識や技術を身に着けることができるのです。

 

こんないいことは無いといえます。

 

私自身、経理の仕事に就いたとき、前任者の入れ替わりのためまともに教えてくれる人こそいませんでしたが、何とか身に着けたいと思って、調べながらも仕事を通じて中小企業の経理は難なくこなせるようになりましたし、実務をさらに発展させるように、簿記2級試験に合格することもできました。

 

教えてくれる人がいなかったとうことはイレギュラーにしても、給料をもらいながら経理の実務を身に着けることができた(自発的に)と感じていますし、今の仕事にその知識が生きています。

 

逆に経理の仕事を日々ルーティンとして何となくこなしていたら、知識や技術として定着はしていなかったと感じています。

 

仕事をしてもしなくても同じ給料という業種の場合は特に、余計な仕事をしないで楽して給料を貰いたいと思ってしまうのが人間。

 

でも、精いっぱい、今いる会社の中で知識や技術を身に着ければ、昇進をすることもあるかもしれませんし、転職してもその知識や技術が役立つこともあるはずです。

 

ですから、仕事をやるからには、一生懸命、知識や技術を身に着けたほうがお得です。

 

給料までもらえるわけですから。