お金について, 身近な疑問

効率的な貯金の仕方

貯金って、出来そうでなかなか出来ないお悩みの一つではないでしょうか?

お金って、稼ぐのは大変なのに使いうのはあっという間ですよね。

収入は思うように増えないのに税金や社会保険料、物価ばかり上がって生活は圧迫されている感じが否めなません。

それでも、毎月、給料日が近づくとウキウキして何を買おうかなとか、どこに行こうかなとか、あの店で食事してみようかなと考えてしまうのは・・・。

貯金をするのも強い意志が必要です。

 

会社も家庭もお金の使い方は同じ

 

以前、経理の仕事をしていて感じたことは会社も家庭もお金の使い方や流れは同じということ。

結局はお金が底をつけば経営破たん。会社は利益分のお金を内部留保として増やし、設備投資や税金の支払いや不測の事態に備えます。家庭もお金がなくなれば破たん。

生活ができなくなるわけです。要は収支バランスを保てなくてはいけないということです。その中で、いざというときに備えたり、まとまった出費に備えて貯金をするわけですが、問題は貯金の仕方です。

 

ちなみに、会社は1年単位や1か月単位での売り上げや費用の計画を立てます。

どれくらい売り上げ、どれだけの支払いが生じて、いくらくらい利益として現金が残るのか。

一般家庭でもお給料の中で、住宅費や食費や養育費、お小遣いはこれくらいで、貯金はこれくらいすると振り分けていると思います。

 

貯金の仕方

 

独身時代はある程度貯金しやすく、特に、実家暮らしをしていた時は貯金が貯めやすかったです。家賃がかからないことが貯金のペースを後押ししていました。

 

今は、賃貸マンションに住み、生活費全額を自分自身の所得で捻出していますから貯金も大変です。

それでも、いくらかでも貯金しようと奮闘中です!

それでは、どんな風にしているかお伝えします。

 

貯金の方法として、まず、ポイントは、先に貯金額を決めて、そのあとに残った金額をどんな費用に充てるかを決めておくことです。

 

いくら使っていくら残すかだと使うことが先になるのでどうしても貯金しにくいです。

 

ですから、先にいくら貯金すると金額を決めて別の通帳に入れておくといいと思います。

さらに、食費や水道光熱費はある程度支出金額がわかるので先に予算設定しておきます。

例えば、先に貯金3万円を別預金に入れて、次に、住宅費や養育費、保険代など固定費を差し引き、その残金で食費は3万円でやりくりして、水道光熱費は1万5千円で抑えるというようのあらかじめ予算設定しておくと達成しやすくなります。水道光熱費や食費などの流動的な金額はあらかじめ金額設定することで、残りの使える食費額等が把握できるので無駄に買わなくなったり、使わなくなります。

なお、旅行に行くときや洋服などの買い物のときは、貯金設定額に影響のない範囲でお金を使います。

私の場合、もらった給料の中から毎月の貯金額を決め、必要が迫られたとき以外は使わないと決めています。食費は夫婦二人なので3万円に設定。水道光熱費は水道代の請求がない月は1万円、水道代の請求がある月は1万5千円。家庭用品など雑費は2万円といった感じで設定しています。もちろん家賃や生命保険、車のローンなどの固定費は除外しています。

 

無駄な出費を減らして貯金へ

 

貯金を増やすためには支払いを減らすことが一番効果的ので、無駄な出費はなくすべきです。

貯金ができない人は、おそらく支払いが多いはずです。支払いが多いということは、必要以上に買っている、不要なことにお金を使っているとも言えます。

なので、物を買うときには、これ本当に必要か、1か月後でもほしいと思うか、はたして半年後に使っているかと考えます。

投資として買うのか、消費として買うのか、浪費なのかを考えて買い物をするのもいいです。

 

例えば、ビジネス本や資格の本のような自分の収入や啓発、見聞に役立つものは投資(読まないのに買ってはいけません)、食品や衣料品は消費、度が過ぎる外食は浪費というようにお金の使い方を振り分けると必要なものなのか今は必要ないのか判断が付くと思います。

支払い時、クレジットカードで支払うときは要注意。お金を使った実感がなくなるので気が付くと過剰に買っていることもあります。明細が来てビックリなんて経験あるのではないでしょうか。その都度、記録しておくといいかもしれません。

ほかにも支出を減らすためには家計の見直しをすることです。

 

保険を見直そう

 

例えば、保険の見直しが有効的です。

同じ条件でも保険料が安くなることがありますので見直しをした方がいいです。生命保険や自動車保険の見直しは大事です。

日本は保険大国といわれるように、いろいろな保険が氾濫状態です。保険販売員のいわれるがままに契約をするのではなく、自分のスタイルに合った保険をいろいろな保険会社に相談し見積もりを出してもらうことも良いと思います。

また、保険代理店で契約をしている場合、大元の保険会社へのダイレクトの契約にすることで月々の保険料が安くなることがあります。

保険会社の保険以外でも、国の社会保険でまかなってくれる部分もあるので再検討するのはすごく有効です。社会保険料は毎月高い金額を徴収されているので、高額医療費制度などのような社会保険制度をしっかり理解し効率的に使った方が、結果的に支出を減らすことにつながります。

 

食費を見直そう

 

食材などの買い物は特売日に行って買い貯めたり、夕方や閉店ギリギリに行って半額品を買ったりすると食費が結構抑えられます。大量買いしたときは冷凍保存すれば買い物に行く負担やコストも減ります。

外食を減らすことも効果的です。外食の場合、製造原価の3倍くらいで提供しているはずなので、自炊のほうが栄養バランス共にメリットは大きいです。

 

洋服の買い方は

 

洋服や日用品はセール日に買い貯めしたり、アウトレットを有効に使うと半額や半額以下で買うことができ無駄な出費を抑えることができます。

年始や年末のセール、決算セール、スピリングセールなどセールをうまく利用し、買い貯めておくといいでしょう。

ただし、流行に乗れない可能性が高いデメリットがありますが良い服を安く買うには良いです。

最近のアウトレットは割引率が低く、しかも、値引きの札が付いていないアウトレット用の商品まで置かれていてお得感は薄れている感じがしますが、アウトレットでもセール時に行くと半額以下の商品や掘り出し物があるので行ってみる価値はあります。ただし、アウトレットは関東の場合、軽井沢や御殿場、佐野、入間などすぐに行ける距離ではないので交通費がかかります。遊びに行くついでといった感覚がいいかもしれません。

 

水道光熱費を抑えよう

 

家の中では、電気はこまめに消して、使わない時はコンセントを抜くようにします。

待機電力は意外に電気を消費しています。

炊飯器やエアコンのように熱を発生させるものは電気を特に消費するそうです。家の中で一番電気の消費量が多いのが炊飯器だそうです。保温でつけっ放しはやめた方が節約になります。常温に戻した後、冷凍保存して、食べるときにレンジで温めましょう。

食器を洗う時に水を出しっぱなしにしている人もいると思いますが、止めましょう。

こまめに止めるのと流しっぱなしだと3倍違うらしいです。

 

クレジットカードの有効利用

 

買い物の時にはクレジットカードを使うこともメリットがあります。

クレジットカードはポイントが貯まり、商品券や次回の買い物の時にポイント分を割り引きにしてくれるからです

自分自身、紳士服の青山のAOYAMAカードを使用していますが、VISAのポイントと青山のポイントがたまり、VISAのポイントでは商品券に交換して、青山のポイントではスーツを買うときの割引に使っています。VISAのポイントは貯まりにくいですが、青山のポイントは年間でも1万円分くらいにはなりますので結構助かっています。

 

車の維持費とガソリン代

 

車に乗る方はガソリン代や維持費を気にかけていると思います。

車の維持費では保険代と車検代が気になるところではないでしょうか。

保険はやはり、保険代理店での契約から保険会社への直接契約にすることで安くなる可能性が大きいです。また、保険の見直しも効果的ですので一度相談してみるのもいいです。

車検は、カーディーラーよりも町の車検工場のほうが安いです。工場の施設管理費や従業員の人件費がカーディーラーよりも低いため、その分を載せて請求しなくても運営ができることが理由と思われますが、車検の際は見積もりを数社取って検討するといいです。部品交換や修理がなければ、大体、重量税と自賠責保険と車検整備費2万円から3万円を足した金額といったところではないでしょうか。

ガソリン代は、運転の仕方で変わってきます。急加速や急なブレーキはガソリンを多く消費します。発進のときは流れに乗りながらアクセルを踏み、信号で止まるときは手前でアクセルから足を離しエンジンブレーキを掛けながら惰性で進みブレーキをかけると良いです。エンジンが吹き上がっている時間が短くなるわけですからその分のガソリンの消費を抑えられます。信号手前ギリギリまでアクセルを踏んでいることは良くありません。

バイパスや高速道路では一定の速度で走ると効果的です。一定の速度の時は、ガソリンの噴射量が少なくなります。高速道路では、時速80キロから90キロ付近が燃費が良い印象です。時速100キロ付近から燃費が悪くなる感じが強いです。車体への空気抵抗が増えてその分、車を走らせるためにガソリンを多く噴射しているのではないのかと考えられます。

 

まとめ

 

結局のところ貯金を効率的に増やすためには、限られた収入の中で、まず、いくら貯金するか先に決めてしまうことです。生活費や遊行費は貯金分の金額を差し引いた残額の中でやりくりする。そして、無駄な出費を減らすことです。その際には例えば保険のように今の支払っている金額が適正なのかを検討して、妥当でなければ見直す。さらには無駄な水道光熱費やガソリン代がないか、無駄なものを買っていないかを振り返りライフスタイルを見直す。

こんな風に支出を減らしていけば、限られた収入の中で貯金をしながら、余裕のある生活を送れるのではないでしょうか。