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渋谷のオアシス。金王八幡宮は金運と出世と商売繁盛のパワースポット

渋谷駅といえばセンター街や109、ヒカリエなどなどショッピングや若者の町という印象ですが、静寂で神聖な空間、いわば渋谷のアオアシスがるのです。

 

それが金王八幡宮。

 

金運や出世、商売繁盛のパワースポットです。

 

ほかにも、交通安全や子授けのご利益もあります。

 

渋谷駅の新南口から明治通りを渡る、徒歩約4分という近さにも関わらず、木々の緑に囲まれた神の領域。

 

境内からはビルが望めます。

 

にもかかわらず静寂なのは、やはり神が存在し俗社会からは一線を画していると感じてしまいます。

 

でも、境内から見上げるビルは不思議・・・

 

さてさて、今日初めて、金王八幡宮に訪れました。

 

仕事でもっと成果を出したい、人様のお役にもっと立ちたいと思って、インターネットで検索したら、金王八幡宮がヒットしました。

 

もちろん、目標をつかみ取りたいという欲もあります!

 

一度の人生、やりたいことは早めに叶えたいし、欲しいものは手に入れたい。

 

だから、やってみる。

 

そこに神頼みもある。

 

ということです。

 

成功者も神社仏閣にお参りをして祈願をすると聞きます。

 

成功者にならって参拝させていただきます!

 

渋谷駅の新南口を出て明治通りを渡り、坂を上がると、緑に囲まれた空間が見えました。

 

いきなり境内!

 

こんな近くにあったとは・・・

 

今まで気が付かなかった・・・

 

新たな渋谷を発見。

 

そう、まさにこの緑の空間が金王八幡宮。

 

普段は、歩かないルートにあり、しかも、渋谷駅近くで参拝できるなんて考えたことがない。

 

こんなに渋谷駅近くに金運、出世運のパワースポットがあったなんて本当にビックリでした!

 

ところで、金王八幡宮は渋谷の発祥の地。

 

渋谷の発祥の地とも知らずに渋谷に来て買い物に来たり遊んでいるとは・・・

 

ボッーっと生きてんじゃねーよって、チコちゃんの声が脳裏に聞こえてきました・・・

 

気が付かなくてすみません。

 

金王八幡宮の由緒や渋谷氏については金王八幡宮のホームページにありますが、渋谷氏がこの地を領地としていたことが渋谷の発祥の由来だそうです。

 

では、ホームページや境内の説明書きを基に簡単な解説をさせていただきます。

 

金王八幡宮の御祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)。

 

由緒は寛治6年(1092年)に渋谷氏の祖、川崎基家により陳祭され、基家の子である重家が鎌倉街道沿いの要所であるこの地に館を構えて居城として以来、渋谷氏の氏神様として尊崇されました。

 

渋谷重家には嫡子がなく当神社に祈願をしたところ大神の御神徳により渋谷金王丸常光(のちの土佐坊昌俊)を授かりました。

 

これが子授けのご利益の由来。

 

この金王丸の活躍は平治物語などにもあります。

 

当神社は当初、渋谷八幡宮と名乗っていましたが、金王丸の名声に因み金王八幡宮と称するようになりました。

 

歴史が深いですね。

 

その分、ご利益も期待できるかも。

 

金王八幡宮前の信号には大きな鳥居。

 

信号機についている交差点の名称にもなるくらい有名だったのです。

 

ちなみに、この鳥居をくぐって、進むと真っ赤な神門。

 

社殿と境内を守っています。

 

 

建築は明和6年(1769年)で何度か修理されているようですが、250年も昔の門がきちんと現存していることに驚きです。

 

一礼し、境内へ。

 

手水者では手と口を清めて。

 

手水舎も朱に塗られていて、今風にいうと金王八幡宮は朱がコンセプト。

 

社殿は渋谷区指定有形文化財。

 

慶長17年(1612年)青山忠俊と春日局によって造営。

 

春日局と聞いて、金王八幡宮のすごさを実感しました。

 

歴史上の有名な人物が建築に関わってくるとそれだけで威厳を感じてしまう不思議。

 

社殿は権現造り。

 

朱の色が鮮やかで美しい。

 

朱の中に黄色や青、緑、金色が程よく織り交ぜられきれいです。

 

ビルの間に美しい社殿。

 

都会のオアシス。

 

街の雑踏に疲れた時に金王八幡宮へ参拝に訪れれば、エネルギーチャージ。

 

左右に漠と虎の彫刻が優雅で美しく、力強い。

 

 

今にも飛び出してきそうな躍動感。

 

獏は世の安寧、虎は正しい祭りごとの祈りが込められているそうです。

 

社殿の脇には渋谷区指定天然記念物の金王桜。

 

長州緋桜という種類。

 

花弁は5枚から7枚ですが、雄しべが花弁化したものも交じっていて一枝に一重と八重の花が入り混じって咲く珍しい桜。

 

満開に季節に見てみたいです。

 

きっときれいなんだろうな。

 

源頼朝の父義朝に仕えた渋谷金王丸の忠節をしのび頼朝が金王丸の名を後世に残そうとして鎌倉亀ヶ谷の館からこの地に移植したという伝承があります。

 

金王丸は17歳の時、源義朝に従い保元の乱に出陣をして大功を立てました。

 

平治の乱で源義朝が破れたのちは出家し土佐坊昌俊と称して義朝の御霊を弔いました。

 

金王丸は頼朝とも親交が深く鎌倉幕府開幕にも尽力し、義経追討の命を受けたときは、およそ100騎率いて義経の館に討ち入りをし、立派な最期と遂げました。

 

頼朝は金王丸の忠節を偲んだのです。

 

境内には、ほかにも社があります。

 

 

まず、宇賀御魂命(うがのみたまのみこと)を御祭神とした玉造稲荷社(たまつくりいなりしゃ)。

 

創建は元禄16年(1703年)。

 

宇賀御魂命は食物、農耕をはじめ商売繁盛、殖産興業に関する信仰のほか、屋敷神としても多く祀られています。

 

御本社は京都伏見稲荷大社で、伊勢神宮内宮に祀られている天照皇大神のお食事を司る神として外宮に祀られた受豊大神と同神であるといわれています。

 

創建されて江戸中期から明治のころまでは渋谷もたくさんの農家が稲作を行っていました。

 

お茶畑もあり、町屋が並び商業も盛んで、これらの人々の崇敬を集めていました。

 

 

御嶽神社は開運、商売繁盛の神様として、特に客商売を営む人たちの信仰を集めております。

 

御本社は武州御嶽神社。

 

御祭神は櫛眞知命(くしまちのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少名毘古那命(すくなびこなのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)。

 

御祭神の日本武尊は古来より武道の神として崇められ、この地が武門の誉れ高き渋谷氏の居城であったことからこの場所に祀られたといわれています。

 

 

金王丸御影堂の御祭神は渋谷金王丸常光。

 

創建不詳、昭和47年に再建されています。

 

保元の乱の出陣のとき、自分の姿を彫刻して母に残した木像が納められていて、毎年3月の最終土曜日に特別に拝見できます。

 

他にも、芭蕉句碑もあります。

 

芭蕉48歳のときに読まれたものだそうです。

 

見ずらいですが、「しばらくは 花のうえなる 月夜かな」とあります。

 

元禄14年(1817年)。

 

見どころはたくさんありますので、ゆっくりと参拝すると、心洗われる感じがして清々しい気持ちになります。

 

渋谷発祥の地ということも学べて、来てよかったです!

 

最後におみくじを引きました・・・

 

なんと、大吉!

 

これからも頑張るぞっている後押しをしてくれたおみくじにも感謝して、がんばります。