オープンカー, , 車選び

3代目のNCロードスターは加速も走りも面白い

今回、2年前に手放した3代目のNCロードスターについて書いてみます。

平成18年式を新古車で購入

買ったのは平成18年のことです。当時、平成18年式の新古車走行距離は1300キロの個体を諸費用込で230万円で購入しました。

カーナビは付いてなかったですが、6速MTビルシュタインのダンパー17インチのアルミホイール付き。グレードはRSでした。

色はガンメタ
 

今思うと、4代目NDロードスターと比べると性能面では劣りますが、面白さは負けていないです。

 

4代目のNDロードスターは排気量(1.5リッター)やパワーは落ちましたが性能や燃費も上がり、高性能マシンといった印象です。その分価格も上がり、気軽に手を出すような車ではなくなってしまったことが残念です・・・

 

軽井沢と清里がおもしろい

さて、NCロードスターではいろいろなところに出かけました。特に印象深いのは軽井沢と清里に行った時です。

軽井沢と言えば屈指の避暑地で、富裕層が別荘を所有し、ベンツやBMW、アウディ、フェラーリなど高級車が走っている姿を目にしました。アウトレットも人気でたくさんの人で賑わっています。そんな人々が賑わい、高級車の走る軽井沢でも負けないくらい勇ましく、そしてオープンエアーを楽しめたのが、このロードスターでした。

春先の涼しい空気、夏は日差しが強いですが清々しい空気を切り裂く気持ちよさ、秋は紅葉に色付いた林の中というように軽井沢の季節を視覚、聴覚、触覚、嗅覚というように五感で感じることができました。

 

アウトレット手前のプリンス通りから交通量が多くなり、アウトレットに近づくと行きかう人々のオープンにしているこのロードスターへの視線がまた気持ち良くてたまりません。

 

ちなみに、冬は雪が降りますし、寒いので・・・

 

清里もしかり、高原リゾートでしかも標高1300メートルの山岳道路をオープンにして流して走ると本当に気持ちが良い。

 

横目には牧場があり、牛がいたり、富士山が見えたり。

 

山の空気って本当に澄んでる。風が顔に当たっても心地よくずっと吸っていたい感じ。

ただし、日焼け対策は必要です。尋常じゃなく焼けますので。

あと、ヘアスタイルも崩れますので、休憩の度にチェックは必要かも。

 

走り・加速性能

さて、NCロードスターは、碓井バイパスの登りでも力強く加速し、引っ張り、そして良く曲がります。下りでも、シフトダウンしてブレーキを踏んで、飛ばしはしないですが、まるでレーサー気分で操作して本当に面白いです。

 

NCロードスターは2リッターエンジンだったので、燃費は良くないですがパワーもトルクもあったので余裕の走りができます。1速からクラッチをつないでフル加速するとシートに押さえつけられます。高速道路では6速に入れたままでも加速をします。ギヤがクロスミッションのせいかエンジン回転数は大きいです。時速100キロで3000回転近く回します。その分加速がいいと言えます。

 

足回りは硬めで、ハンドルの遊びは無いですが、良く路面に食いつき曲がりますので山道や峠道も気持ちよく走れました。

 

幌は手動でしたが、ルームミラ付近にあるバックルを解除して後ろへ引けばものの数秒で開きます。

 

排気量2000ccとクロスミッションの関係上、燃費は期待できないところがネック。リッター8キロ前後といったところです。

 

でも、面白さが詰まった車です!

 

気兼ねなく乗れて、しかもオープンにできる。加速も走りも抜群。荷物は大きめのボストンバッグ1つくらいしか積めないですが、車本来の面白さを備えている一台だと思っています。