片頭痛

片頭痛の実体験と症状

皆さんは片頭痛をお持ちでしょうか?

唐突な質問ですが、私自身小学校の時から片頭痛に悩まされて、40歳を目前にしてもいまだに、突然発症します。月に2回位のペースで起こっている状態です。

 

昨日発症の場合

まさに、昨日の仕事中にも発症しました。

会社近くの貸ビルの補修工事の進行を確認した後、真夏の暑い町中を歩いて会社に戻る途中、なんだか目の前に広がる景色の中央左寄りがぼやけて見えにくくなったので、片頭痛の兆候が出たと思いました。

案の定、5分もすると、片頭痛の前兆の「目の前にフラッシュを焚いたようなギラギラした光」が現れ、最初は小さいのですが、次第に大きくなっていき、左側半分が見えにくくなりました。

この兆候による見えにくくなる部分を閃輝暗点(せんきあんてん)と言うそうですが、この兆候があらわれると、次には片頭痛が襲ってきます。

会社に戻った後、書類をまとめるのにも、目の前が見えずらい状態なので、治まるまで目をつむり休んでいました。

自分の場合、市販の頭痛薬で一応痛みが治まることが多いので、とっさに飲みました。

すると、頭痛は抑えられ、何事もなく仕事ができたので、この日はセーフでした。

 

10日前の場合

10日前には、朝起きた時すでに、片頭痛の前兆の閃輝暗点とギラギラしたフラッシュのような光が出ていて、目が覚めた時には、目の前が見えにくくなっていました。15分もすると頭の左半分が「ガンガン」になり、すぐさま頭痛薬。

片頭痛が起こったとは、下を向いただけで頭がガンガン、立とうとしたときに血流が下がるだけで頭がガンガン、振り向くだけで頭がガンガンでした。

 

片頭痛とは小学生以来の付き合い

本当に、小学生の時から片頭痛に悩まされてきました。

母親が片頭痛持ちで、同じような症状を言うので、そっくり遺伝した感じです。

中学生のときは、部活の最中に起こると怖かったです。バレー部だったので、飛んできたボールが見えなくなり、顔にぶつけてました(笑)

一時期、あまりに片頭痛が頻繁に起こり、しかも、起こると頭痛薬が効かずに苦しんだ時期がありました。

ほかの病気を疑って、病院で検査をしてもらったのですが、脳に特段異常はなく、典型的な片頭痛だと診断されました。ホッとしましたが、当時、片頭痛の根本的な治療法がなく、前兆が現れたら、基本的には処方した頭痛薬を飲んでくださいとのことでした。

 

片頭痛の症状

片頭痛が起こるときはいつも、視界にギラギラしたフラッシュの光りのようなものが目の中心付近に突如現れて、大きく変化しながら視界の左の方や、時には右の方に消えていきます。その後、頭痛が始まり、時には吐き気をもよおします。

このギラギラしたフラッシュのような光るものが現れると目の前が見えづらくなり、目をつむって消えません。

車の運転中に起こったことが何度かありますが、目の前が見えにくくなりとても危険なので、路肩に寄せたり、コンビニなどの駐車場があるときは駐車させてもらいます。

本やテレビを見ているときも、文字や映像がとても見えづらくなりますので、目をつむりじっとするか、寝てしまいます。

15分位でこの光は見えなくなり、見えにくくなるこの閃輝暗点は解消されるので、少しの辛抱です。

大体起こるときは、強い光などの刺激を受けたときや、嫌いな臭いを嗅いだ時、強いストレスを感じたときなどが多いですが、眠っている最中に起こっていることもあります。目が覚めたときに目の前がギラギラしているから分かるわけです。

ギラギラした光が目の端に移動して見えなくなると、次に頭痛が始まるのですが、自分のケースでは、市販の頭痛薬で治まることが多いので、頭痛が始まったと感じたらすぐに頭痛薬を飲みます。

たまに、頭痛薬が効かないことがあるのですが、その場合、頭痛は最長2日間続いたこともあります。このときは、何も手につかず、本当に大変でした・・・

片頭痛になると、頭の特定の部分が痛くなるのではなく、その時々で右半分や左半分、前頭葉付近など痛くなる場所が変わります。

頭を揺らしたり、少しでも振動を与えると「ガンガン」するくらい痛くなることもあり、脈に合わせて「ズキンズキン」とするときや、また、吐き気や、光がまぶしく感じられたり、音が異様にうるさく感じたり、臭いも敏感になることもあります。

 

今では、片頭痛とうまく付き合うようにしています。

いつ片頭痛が起きてもいいように、常に頭痛薬を持ち歩いています。

自分のケースでは、突然、片頭痛が起こるわけではなく、兆候というシグナルが事前に現れるので、早めの対応ができます。

 

ここまで実体験を書きましたが、自分も含め片頭痛がひどい方は、一度診察された方がいいと思います。